和泉企画局日報

和泉企画局の業務日誌&局長の自由ノートです。

10時間耐久ドライブ

>まずはレンタカーを借りる。


軽自動車を借りようと思っていたのだが、どうやら数がもうないらしい。
ボックスタイプの乗用車を借りることにする。
思えば前回(5月25日)も同じ車を借りたような。
シフトチェンジレバーがハンドル脇にあるやつは、どうも苦手だなぁ。


>とにかくならし走行。茨木駅(10時)→JR長岡京駅(11時)。


走行距離、返却する時間、24時間営業の店を考慮して茨木市内のお店に決定。
そこまでは電車。1時間半ぐらい。10分ぐらい予定の時間から遅れたものの、その分ずらして貸してくれるらしい。
店の駐車場で借りて出発。
国道171号線をひたすら北上し、合流ポイント長岡京駅を目指す。
途中、高槻のあたりで軽い渋滞のあったものの、ほぼ予定通りの時間に駅に到着。


>次の目標は伏見稲荷(12時)。


今回の行き先は「伏見稲荷」「京都界隈のドライブウェイ」が目標である。
雨の伏見稲荷はかなり風情があると思うが、雨天時の運転は避けたいところ。特に山間部。
運良く天候にめぐまれ(それはそれでまぶしいので光に弱い私にはしんどい)、
快調に進路をすすめる。北上しながら本日のプランを確認。


「長岡 → 伏見稲荷散策 → 大津経由湖西線 → 奥比叡ドライブウェイ(夜景) → 京都 → 長岡」


一部のすきもない計画である。が、しかし、のっけからのつまずきが。


「なんだか細い道に入ってしまったなぁ・・・・・・行き止まり!?」


どこかのお宅の駐車場を借りて方向転換。
ゾリゾリ。
むー、どうやらバンパーを壁でこすったような・・・・・・
確認したところ、目ではキズはわからなかったので、あきらめる。
方向転換して、住宅街の細道から脱出し、幹線道路に戻る。
運転しながら地図は見れないので、さっき確認した記憶だけが頼り・・・・・・というか
さすがに伏見稲荷、標識ぐらいはあるだろうとたかをくくっていたのだが、これがないのである。
あげくに「えーっと、伏見稲荷はどうやら行き過ぎたようだ・・・・・・」
どうやら、合流ポイントで右左折を間違ったらしく、道路標示が「山科・大津・草津」になっている。
ちなみに、この時点で12時。
しかたないので、このまま大津方面まで出てしまうことにする。
(過去に親に連れられてきたときの記憶では、山間部の道でターンする交差点・店のある道ではなかった)


>昼食。13時。


大津市内到着。ファミレスにはいって昼食。
実に3時間ぶっ通しという、私にしては長時間休憩なしではしっていたので、のんびり食事。
本人はのんびりのつもりでも、私は食べるの早いらしい。
10分ほど先に食べ終わってしまい、急かしたような感じになってしまった。
悪いことしてしまったなぁ。


石山寺。14時。


移動して、近所にある石山寺へ。なんだか観光客でいっぱい。駐車場もいっぱい。
なんだか、奥のほうにある狭いスペースへ誘導されてしまった。
駐車は苦手ではないが(我が家の使っているガレージはかなりせまいので慣れっこ)
さすがに乗るのが2回目の車ではちょっと・・・・・・というかさっき壁でこすってるし。
車を前から入れようとしたところ、警備員さんに後ろからいれるように言われてしまった。
3分ぐらいかけて、ゆっくり車庫入れ。


石山寺はかなり切り立った山の上にある。
本堂のさらに奥の山に登ってみると、瀬田川と琵琶湖の南部、湖西・湖東の平野部が一望できる。
晴れていて、眺めは最高であったが、ふと疑問が起こる。
「今だから、橋やら建物やら見えるが昔は何を見て楽しんだのであろうか?」
「川の船や、金色になった近江平野の田んぼが見えたのでは?」
・・・・・・なるほど。
瀬田川でカヌーやレガッタに乗っている人の顔まではさすがに分からないが、動作はしっかり分かる。
つーか、この高さでそこまで肉眼で見えるってのは、すごいいい眺望か・・・・・・


初夏の風がとても気持ちよかった。


湖西線北上。15時。


車を出して、琵琶湖側から比叡山に入るために、湖西線を北上する。
行けどくらせど、田舎の国道という感じがして走りやすい。
最初のうちは、湖岸を走っていて、ちらちらと水面などを見えていたのだが、どんどん湖岸から遠ざかる。
ある程度北上し、比叡山ドライブウェイ左折の標識を見つける。
が、まだ15時をやや過ぎたところ。
ちょっとはやいかな、と判断し、湖西線をさらに北上。適当な道を右折し、湖岸へ出ようと試みる。
川沿いの道を琵琶湖の方向に。
が、しかし。再び行き止まりが。・・・・・・またか!?またなのか!?
仕方ないので、2車線ほどの広さのスペースで方向転換。
ガードレールなしで、脱輪すれば川に直行と言うかなりデンジャラスな地域だったが無事生還。


比叡山へ。16時過ぎ。


デンジャラスなUターンから生還し、ドライブウェイへ進入。
借りた車、実はそんなに馬力があるわけではない。
むしろタウンカーであろう。車体に対してエンジンが軽自動車並か。
とにかく山道には向いていない仕様である。
ひたすら、制限速度40km/hの道を、法定速度どおり走る。
よっていわゆる大名行列の先頭である。後ろに数台の車の列。
駐車場、展望駐車場を利用して、どんどん抜かしてもらう。
多分、すいているような時間帯かと思ったのだが(拝観の閉山は16時30分)。
1時間ほどで、京都側の料金所・出口を出る。


むしろ、ここから京都市街にでる道のほうが、急カーブ連続の山道である。
ドライブウェイよりも、シフトをセカンドにたたきこんだ回数が多いような・・・・・・
むしろ、さっきよりも渋滞を発生させても、よこによける余裕もスペースもないし・・・・・・
おそるべし府道30号線。
ちなみにこの道、京都市街地に入る付近で、みかん氏宅の近所を通る。
そうか、この道だとここに行き着くのか・・・・・・


>市街地を循環する。17時。


夜景が見れなかったので
滋賀県側の眺望はすばらしかった、なぜカメラをわすれたのであろう、と悔やむぐらいに)
どうしようか、という話になる。
なるのはいいのだが、さっきから京都市内を1時間ぐらい走っている。
東大路・白川通りを南下し、八坂神社前を通り、東大路九条を曲がって、西に向かい、
西大路九条で右折、北上する。
どこかで休憩したい・・・・・・比叡山の山頂で休憩してから2時間近く経っているのだが。
朝10時から、昼食・石山寺比叡山で小休憩以外は運転しっぱなし、さすがにかかとが痛い。
さらに1時間近く走って、上賀茂神社の駐車場で休憩。


>次の行き先は高雄・嵐山ドライブウェイ。


駐車場で休憩しながら、行き先を検討。
東山方面にドライブウェイがあるらしいのだが、持っていた広域地図で見つけられず、
高雄・嵐山ドライブウェイを目指すことに。
18時前。高雄の料金所到着。
ちなみに上賀茂神社からここまで、それなりの山道。
またもや後ろに軽い渋滞(今回は前に路線バスがいたからで私のせいではない)。
料金所を入り、山道を登っていく。やはり40km/hが出るかでないかの馬力である。
まあ、ほとんど誰も走っていないので気兼ねなく40km/hで走ることにする。
夜景を見ることを主題においていたので、車を駐車場に止めて日没を待つことに。
待つこと30分。日が暮れる。
ちなみに待っているこの30分。どうやらここは走り屋さんたちが多いらしく、
80km/h以上(多分)で走り狂う車を十数台目撃する。
・・・・・・あおられたらまずボロ出しそう、と悲壮な感じが胸をよぎる。


日没を待って出発。山頂から京都市内の北部が見下ろせる・・・・・・見下ろせたのは2ヶ所だけ。
夜景のために作られたコースではない様子。
まあ、そんなものであろうな、と思いながら走り、料金所を通過し、京都市街へ。
西大路を南下し、171号線に入り、長岡を目指す。


長岡で解散(22時)し、
ここから車を返しに茨木まで1時間ほど運転が必要なわけであるが。
さすがにすでに10時間運転しただけあって、あしのかかと、というかアキレス腱あたりがきりきりしている。
信号待ちはすべてサイドブレーキをひく・左足でブレーキを踏むという荒業に。


ガソリンを満タンにして車を返却したとき、キズには気がつかれなかった様だ。
返却して電車で家に帰って24時。寝る。


本日の走行距離・・・・・・メーター見てないので分からないが、ガソリンの使用量から見て300km前後かと。
山道主体だったから、燃費悪いか? 250kmぐらいかもしれない。
11時間ぐらい、体調がよければ休み休みなら運転できることが証明できた。
夏休みに車で長野行き、運転手2名計画はかなり現実的になってきた。