終わり……「銀河英雄伝説」
やっと思いでDVDを全部見終わりました。
世間では「キルヒアイス提督が死んでから後は見ないー」
という人がいるように、最後の5本ぐらい、
ヤン提督が死んでからはやや惰性で見てました。
見ながら日本の民主主義はどこへいくのかなぁ、と。
衆愚政治でも独裁政治よりまし、というのが民主主義です。
もっとも日本は聖徳太子以来、
「和をもって尊しとなす」「万事話し合って収める」
「戦いはケガレであり避けるべきだ」
という思想・国民性ですので、
ラインハルトのような専制君主はよほどでないかぎり
支持されなかったりするんですよね。
皇統も存在するのでさらに難しい。
でも天皇が「親補」するというと、
タイみたいになる可能性もはらんでいるわけで。
あるいはちょっとした失敗でつまいづいたり、
いわゆる抵抗勢力が簡単に息を吹き返しちゃう。
日本ってじつは英雄が生まれにくい風土なんじゃないかな……
まいどのことですが分厚いですなぁ……
パラリとめくると一番最後は818ページ。
量が多いのには抵抗はないのですが、
分厚い本は電車の中で読むには重いこと、目立つこと、
分厚いがために本を開いていると痛みやすいこと、
この3つが私の中では難点です。
電車が空いていると座れるのでまだ読みやすいんですが。
読むのには1週間ちょっとかかるかなぁ。