さて。
話はずいぶんとさかのぼりますが、
先々週の土曜日のこと。
妹の彼氏が我が家に来ました。
夏で土曜日なのにスーツにネクタイ、
なんというか、アレですか。
ご家族に一言ご挨拶を……
というところでしょうか。
とか、茶化しつつ書いてますが、
彼氏さん、私より年上ですよ。
その日、家にいたのは、私、母、むろん妹。
父親は休日出勤で、その日は家にいませんでした。
そこいらへんは、妹を通じてリサーチ済みだったようで、
「母と兄」というハードルの低い部分で小手調べ、
という感じでしょうか。
というか、おそらくきっとそうだろう、そうに違いない。
いきなり最終ボスと戦うのは、
どこぞのミニゲームだけで十分だ。
(開始30秒以内にボスを倒すゲームがある)
彼氏さん、関東のご出身ですが、
関西に転勤して3年目に突入。
さすが客商売だけあって、
イントネーションは関東のそれですが、
テンポはほとんど関西。
和泉家の門番(私)、中ボス(母)は、
1時間程度の和やかな会談の結果、
無血開城の方針と言う運びになりました。
「また来ますので、よろしく」
という、次回会談へ向けた布石も忘れません。
で、帰ってきたラスボス(父)に、
中ボスが「彼氏さんが来たよ」と報告。
「ワシは会わんぞ!!」
あんたは、昭和1ケタ生まれの父かーーーーーっ!?
思わず笑うぐらい即答でしたよ!!
さすが昭和24年生まれ、
恐ろしいぐらいにステレオタイプな反応キターーーーーー!
「まだ嫁には早い」って言わなかっただけましか、
それともやはり同等のレベルなのか。
和やかな会談ムードは一転、
不用意な一言が出れば、
なんか飛びそうな赤いボタンに手がかかった状態です。
その場で開戦も辞さないぞ、と。
次回「和泉父の対談」へ続きます。