和泉企画局日報

和泉企画局の業務日誌&局長の自由ノートです。

【TRPG】迷宮キングダム

関西TRPG道・12月定例会は26日の日曜日です!
http://www.geocities.jp/izumi_corp/michi.html


というわけで、道の定例会(11月)で『迷宮キングダム』を遊んできました。
百万迷宮と呼ばれるダンジョンしかない不思議な世界で、
ランドメイカーと呼ばれる小さな英雄候補になって、
ばったばったと冒険を繰り広げるゲームです。


今回の舞台は、PCたちの「自由魔法村」と、おとなりの「ニャルニア王国」との物語。
自由魔法村の特産物は魔素(タバコ相当)で有名。
魔法と言う名のバッドトリップを売っているようにしか思えない。
そんな国(というか『村』)を守るランドメイカーたちは4人!
ちなみにみんな「まよ白」さんたちです。


国王(村長) ”当たるも八卦当たらぬも八卦の”キノコ
12歳の女の子村長。
親が不慮の事故で死霊になって迷宮をさまよったため、村長を務めることになった。
猫かわいがりされ、結果、「怠け者」のジョブを得てしまった。
怠けるために、今日も一生懸命陣頭に立ち、宮廷を叱咤して冒険に赴く。
彼女が怠けれる日は遠いかもしれない。
PLはTRPG初めてさん(ボードゲーマーではある)。


神官 ”機会攻撃を誘発する”ベルベット
17歳の村の司祭。重んじる教義は「欲望」というなんともな。
機会攻撃を誘発しかねない動きをするパーティのうっかり八兵衛
「いっぺんに全員回復するから、私の手番まで気合で死なない下さい」
あと、肥満のバッドステータスをこよなく愛するのはキャラ作りか、本人の好みか。


忍者 ”風に柳の”死兆星
村長宅の屋根裏に巣食う忍者。トレードマークは仮面。
ダイスを振った結果「好きな星の名前」をつけることになり、
なんの因果か名乗った名前は「死兆星」。そんなナイスガイ。
彼の素顔を見た者は数日のうちに死んでしまうらしい。
洋ゲーのベテランで、ダンジョン探索の要を期待される。
「おぉ、探索しまくってると、休憩イベント表が触れないのですな」


騎士 ”我らが”チューバ
16歳の少女騎士。かつて住んでいた国が飢饉のために滅亡し、自由魔法村に流れ着いた。
10人余りの部下を引き連れ「戦争は数ですよ、村長!」を地で行く。
20点近いダメージをたたき出し、ついた2つめの渾名は「チューバッカ」。
「ちがう、あたしはあんなでかい毛むくらじゃない!!」


まあ、シナリオ自体は「ニャルニア」ですし、なんというか割愛で。


「シングルセッションですから!」を合言葉に、
容赦なく物量で攻めてくる宮廷にGMは驚愕したと言う……
君たち、本当に初めてなんだろうね?


死兆星「あー、ここで『もぐら棒』を使うと楽なのでは?」
キノコ「それなに?」
GM「通り抜けフープ(使い捨て)です。8MGなので村の予算の4年分ぐらい?」
キノコ「使いましょう、楽で安全が一番です」


チューバ「はっはっは、我が軍の勝利!! さあ、ボスの情報を吐くのだ!!」
GM「では、情報収集の判定を」
ベルベット「うむ、こんなこともあろうかと『拷問具』を用意しておきました」
GM「用意がいいな、謎の神官」
キノコ「それなに?」
ベルベット「モンスターに使うと、不思議と情報を話したくなる道具だそうです」
GM「しかもなぜか、ボスの所在地まで教えてくれます」


ベルベット「おっと、なぜかここに『地図』が」
キノコ「それなに?」
GM「そのブロックの敵の数、データ、トラップの類が全て掲載された地図です」
チューバ「なぜリアルタイムで分かるんだろう?」
ベルベット「なんせ迷宮ですから」
GM「ちなみに使い捨てで6MG、村の予算の3年分ぐらい?」
キノコ「でも敵のデータが分かるのはいいですね、使いましょう、そのボスがいると分かっている部屋に」



あー、人間って、成長するのが早いですなー。
なお、データが重要と思われたのは、1部屋目で「死にぞこない」に襲われ、苦労した経験が生きています。
(HPをちょうど0にしないと倒せないという面倒な敵です)


今日のシナリオで一番苦労したのは、きっとランダム遭遇で出会ったモンスターだろうなぁ。
ボスは1ラウンド半だったし。
なぜかほぼ宮廷全員で突撃 → 前衛のザコはすぐ全滅、ボスと副ボス反撃 → 宮廷の反撃でゲームセット
まあ、ボスの攻撃が3D6ダメージで5点ではどうしようもないですね。



アイテムのカードとか作って、持ちネタにしようかな。
既知の土地マップを共有すれば、いつかPC同士がめぐり合うかもしれない。