和泉企画局日報

和泉企画局の業務日誌&局長の自由ノートです。

【TRPG】地元ネタは使える(こともある)

さて、先週は、関西TRPG道で、ひさびさのTRPG & GMでした。
最近のセッション参加は3か月で2〜3回、という周期ですね。


今回の演し物は冒険企画局謹製の「迷宮デイズ」
普通だった建物がダンジョンに!? なんとかしてよ、「迷宮屋さん」!!
そんなシステム。


今回は、大阪市立美術館で開催中の「秦 〜 初の中国統一」をテーマにした
学術・美術展の会場が迷宮になって、
中華埴輪や中華土偶兵馬俑のことと思われる)や、ゾンビーズが暴れてますよ、
とか、そんな感じ。


そして本日、迷宮に挑むメンバーはこの5人。GMは私。


山田大介/年齢不詳のオス
自称、オルクスの末裔を名乗る魔人(異世界人)。
でも、どこからどう見ても「幼女好きのただの豚」
「おれがブヒッと鳴くだけで、相手はビビって立ちすくむんだぜ?」


鬼伽藍ナツコ/10歳の女の子
範囲魔法を扱う「鬼殺し」の魔術師にしてパーティの良心。
今回登場の現代子鬼は、この人がほぼ全部撃墜。
夏休みの間だけ、実家の迷宮屋家業をお手伝い中。
「なんか横の人の目線が恐いのです」


藤原学/36歳の独身貴族
軍事オタクが高じて傭兵になってしまったある意味逸材。
メイド・ツンデレが大好きで、メイド喫茶に大絶賛引きこもり中。
なぜかみな、「ふじわらのまなぶ」と、平安貴族のような呼び方をする。
「あー、もー、この店から出たくねぇな! 外は暑いし!」


迷の宮ミツキ/35歳の独身貴族
なんの取り柄もなく、ただ迷宮への耐性があるというだけで、
定職にもつかず、日本橋周辺を徘徊するニート
「面倒だし、もうどこかに引きこもっちゃおうかな?」「どこに?」「いっそ迷宮に?」


那須キノコ/32歳のインテリアデザイナー
5人の中で1人、唯一まっとうな社会生活を送るパーティの主戦力。
でも絶対迷宮屋適性のほうが高い。
インテリアデザイナーだが、最近、安価な中国製品に押されて営業は右肩下がり。
「この冒険の報酬でオフィスの赤字補てんして、ちゃんとした営業をするのよ!」


オープニングで依頼人に声をかけられて、指示された集合場所は現地。
今回の舞台である、大阪市立美術館のゲートは、天王寺動物園のそばにあり、むろん屋外。


「どう考えても暑いよね」
「蒸しブタどころかチャーシューになるよ」
「紫外線が肌に悪そう」
「んー、じゃあ、集合は通天閣の下ぐらいにしときます?」
「人が多くて落ち着かないなー、依頼も聞くんでしょ?」
「落ち着いて、涼しい場所ゆうたら、アソコでエエやん、日本橋マクド
「おぉ、確かにあそこなら落ち着くな!」
「うむ、馴染みもあってよいな!」
「時間までマクドの近所で時間つぶせるし」
通天閣の下は、ほら、ミッションの後の打ち上げで行こう」
「それがえぇ、それがえぇ」


普段の生活圏を舞台にすると、描写をしなくていろいろ便利だなぁ(w


あとは、ダンジョンをハックして、モンスターをスラッシュして、
小学生の団体を助けたり、徐福と少年少女の集団を助けたり、
始皇帝、蒙甜将軍、宰相李斯をしばいたり、まあ、お約束な感じで。
割合、テンポよく、セッションは進行できたと思います。
5人、かつ、TRPG初めてさんがいたので、ちょっと目配りできない部分もありましたが……


本日のクリティカル賞
気力をためるために味方に攻撃 → クリティカルして痛打表 → 一撃で戦闘不能
「戦死者の4人に1人は、後ろからの銃弾のせいなんだぜ」
少年画報社コミック「ナポレオン・獅子の時代」より)




おまけ


今回は中華シナリオだったわけですが、


「いやー、別ネタで、映画館が迷宮化したシナリオもあってですね、
 シネコンで子供向けに、ジブリが懐かしの宮崎フェアーをやってて、そこが迷宮化するという」


「「「「「 なんでそっちのシナリオじゃないんだ 」」」」」


’79 ルパン三世 カリオストロの城
’84 風の谷のナウシカ
’86 天空の城ラピュタ
’88 となりのトトロ
’89 魔女の宅急便
’92 紅の豚
’97 もののけ姫
’01 千と千尋の神隠し
’04 ハウルの動く城
’08 崖の上のポニョ
’10 借り暮らしのアリエッティ


ポニョとアリエッティは最近だし、自分が見ていないのではずして、
その分、映画館の前説でおなじみの「鷹の爪」をチュートリアルパートで持ってくるという、そんなネタ。