現代社会の裏側に生きる忍者たちの、活躍・暗躍・暗闘を描いたＴＲＰＧ、シノビガミを遊んできました。
シナリオはルールブック１巻収録の「ロードムービー」
以下、本編に関することも記述しますので、どこまで読むかは各位でご判断ください。
キャラクター紹介はコチラ
http://d.hatena.ne.jp/ryo-izumi/20120807
ちなみに、柾くんの台詞は標準的にエセ関西弁です。
あと、日記は柾くんの目線からほぼ書いています。
＞オープニング
某インテリジェンスビルの最上階に忍び込もうとする柾くん。
おトムさんばりに、ワイヤーで屋上から侵入を果たそうとするも、
「いや、ターゲットがいるのは最上階ですから」
などと、プチ惨事を引き起こしながら、ターゲットである時姫に接触。
「私をここから連れ出してください。外の世界を知りたいのです」
オーケーオーケー、事情は分からないがターゲットが逃げたいなら好都合。
「セキュリティは入るんは難しいが、出るんは簡単や」と、
スイーパーに変装して正面から脱出。
そのほかのキャラクターたちは、おのおの、時姫の脱走を知り、
「一応」共闘を約するシーン。
この時点で柾くん１人対他の４人の構図に。
うわー、一気に情弱（情報弱者）になる予感が。
＞１サイクル目
とりあえず、時姫を連れ出した柾くん。
「外が見たいんです」って言われて
「ほな、たとえばどこよ？」と聞くと
「月が見える海へ」という答え。
まあ、制限時間があるわけもないし、
それぐらいやったってもええんとちゃうかなー、
という感じで孝子峠を海へ行くことに。
着物姿の時姫、いや、それは目立つだろう、とジーンズにＴシャツを渡すも、
「いや、洋服は着たことがありませんので、どうしたらいいでしょう？」
「あー、うーん、どうしたもんかな？」
とりあえず、柾くんが脱いで見本を見せることで解決。
何のサービスシーンでもないです。
移動中、時姫を奪還しようとしたり、時姫を一目見ようとしたり、
そんな他のキャラクターたちと遭遇しつつ、和歌山港の花火大会へ。
「欲しいもんあったら言いやー、とったるで」と、
夜店で射的をしたり、輪投げをしたり、くじ引きしたり、綿あめ食べたり、リンゴ飴食べたり。
考えてみれば、どんなけのんきな誘拐犯なんだ、柾くん。
追っ手もしっかり目の前に現れているのに（苦笑）。
射的でゲットした景品のペアのブレスレット（蛍光塗料で光るヤツ）を、
「これで、はぐれても大丈夫」とプレゼント。
ゲーム的には【居所】をゲットしたわけですが、実はルール的に意味はないという（ｗ
でも、こういうシーンは必要だと思ったわけです。
＞２サイクル目
「そもそも、外の世界を知りたいて、あそこから出たことないんかいな？」
と、時姫の【秘密】を知ろうと、会話からプロファイリングを試みる柾くん。
２Ｄ６で出目５以上で判定が成功するところ、なんと出目は３。
見たか、これが和泉クオリティですぜ。
会話を後ろからこっそり聞いていた
「ウマの合う」ゆかり先生が後ろから支援してくれてなんとか成功。
【秘密：生まれてからずっと結界の中で生きてきた、海を見たいと思っている】
えぇ、さっき聞きましたとも、秘密でも何でもないですよ。
そのほかのキャラクターの調査でいくつかの秘密が明らかになります。
みんな、情報を狙って柾くんに感情をむすんでくれているので、
ちょこちょこと情報が入ってきます。
このタイミングで入ってきた情報は、斜歯ＯＬの河嶋嬢が握っていた
「時姫は、ビルの結界から出ると３サイクル目に死亡する」というもの。
また、接触したＰＣやＮＰＣから得た情報を統合すると、
「『時姫プロジェウト』は、比良坂が企画し、斜歯が作り、鞍馬が使って、オニを滅ぼすもの」
ということが判明。
うーん、微妙に困った情報ですねぇ、でもなにか解決策があるでしょう。
結界から出たら無条件に死んでしまうのでは、利用すら出来ませんし。
「使われるのが嫌だったら、とりあえずウチにくればいいんじゃない？
１人ぐらい増えたって困りゃしないし」
無責任にテキトーなことを言ってる柾くんなのでした。
やはり逃亡中の誘拐犯という緊張感は薄いのな（ｗ
あと、こっそり支援してくれたゆかり先生とのドラマ（回想）シーンが発生。
柾くんは昔、ゆかり先生について忍術を習い、一緒に任務に参加したという設定が生えました。
「なにがあるかわからないシノビの世界だけど、アンタは私の味方でいてくれる？」
「姐さんが裏切らなければ、俺は裏切らない。俺が裏切らなければ、姐さんも裏切らない。約束する」
うーん、予防線を張ったつもりで、なんか自分でフラグを立ててしまったような気がしなくもない。
そして、その直後の別ＰＣの調査でゆかり先生の秘密が判明。
【あなたはＰＣ?、すなわち恩智・柾に愛情を抱いている】
てなわけで、ゆかり先生は柾くんを振り向かせるか、
柾くんが気にしている人物を殺すのが使命というストーカー風味の人に。
うわ、えらいフラグ立てちゃってない？
後編に続く。
