和泉企画局日報

和泉企画局の業務日誌&局長の自由ノートです。

【旅】嵐を呼ぶ関東旅行・偽装編

さて、渋滞のコンボを食らいながらも、9月14日夜に東京・八王子に無事到着。
明けて15日は、日野観光です。
ホテルは食事つきではないので、外に朝食を摂りに出かけないといけないのですが。


ホテルの前、台風の時のTV中継みたいになってる……!?
吹き付ける風雨、転がっていく骨の折れた傘、傘を差さず猛然とダッシュしていく会社員。
え、この雨の中、寺とか資料館めぐり(新選組関係)するの?


とりあえず、ホテルの対面にあるマクドに駆け込んだ時点でびしょ濡れ。
なんかくじけそう……でも、関東の私鉄はすごいな! この風雨でも遅延情報がない!!
阪和線ならとっくにあきらめて、ほかの交通手段を模索していなければならないというのに!!
頑張れ京王線、けっぱれ多摩モノレール!! あとJR中央線もな。


さて、そんな風雨の中(お昼前には雨は上がりましたが)、新選組発祥の地、日野観光。
司馬遼太郎燃えよ剣で舞台になっていた浅川、
小説では薬草を積んでいたように思いますが、すげぇ氾濫してる……


本日のスケジュールは、資料館、大小合わせて5軒、お寺2か所。
朝一番に暴風雨の中立ち寄ったお寺では、「え、こんな日に参拝客?」という顔をされたり、
なんだか、お参りした土方歳三墓所が水没しかけていたり、
100段以上ある階段を上がったり下がったり、
資料館の老人(地域の郷土史研究家と思われる)の解説がえんえん小一時間あったり、
その横にいた館長さんですら、げんなりした顔をしていたり、
お昼ご飯はさらっとサイゼリアだったり、
ついついスーパー(いなげや)に入っていき値段チェックをしたり、
やっぱりいろんな地方から人が集まっているからか、調味料類の種類が豊富で驚いたり、
とりあえず、雨上りの中、日野市内をぐりぐり観光。
今はあまりブームではないですが、大河ドラマ香取慎吾主演)の時に、
かなり整備されたらしく、けっこうしっかりした感じでした。


夕方から新宿に移動して買い物と夕ご飯。
日野・新宿間はだいたい40分。


マルイに寄って買い物をしたり、ブックオフに寄って立ち読みをしたり。
夕ご飯は、京都でも行った華の舞という新選組関連のメニューを出す居酒屋へ。
カクテル1杯を飲むと、ランダムでキャラクターイラストの入ったコースターが
1枚もらえるいつもの仕様で、
「じゃあ、いつもどおり、適当にカクテルは飲み放題ということで……」
「前回の失敗をふまえ、最初のビールはグラスでお腹いっぱいにならないように……」


「では、いただきます!!」


さて、ここまで「15日の日曜日」の朝9時の高崎不動を皮切りに17時までの日野観光。
「1日の日曜日」に旅行を決めてから、台風の襲来は予想外だったものの、
大阪東京間の移動経路、日野現地でのスケジュール組み、予算編成、
ホテルやレンタカーの予約、その他さまざまな旅行の準備……
ここまでの旅行計画は、本番ではないのです。


むしろ、ここまでは、偽装、フェイク、囮、陽動、目くらまし。
真の目的が別にあったのです。