和泉企画局日報

和泉企画局の業務日誌&局長の自由ノートです。

「はまる」日中

SHKで部会があるので学校へ。遅刻欠席が多い。たるんでるなぁ……私もだが(汗)
人がいなくて困ったなぁ、でもやらなきゃならんよなぁ、と会議を進める。
別に特記事項はないので中味は割愛(笑)


で、終わったあとに後輩Sが取り出したるもの……それは!
ファミ魂家郎というゲーム機のハードであった!!
7つのソフトを内臓。
一部ゲームを除くゲームを、『ファミリーコンピューター by 任天堂』と同様に遊べるスグレモノである。
彼はこいつを、某イベントの余興のビンゴ大会の景品としてゲットしてきたのであった。
まずは13時ごろから「ヨッシーのクッキー」が始まる。
ジャンルとしてはルービックキューブで遊ぶようなパズルゲームである。
チキチキチキ…… ちなみに参加者は後輩S、先輩T中氏、先輩H氏である。
所用で1時間ほど席を外した私が帰ってきてもまだやっている。


15時前になってかの有名なマリオワールド3が始まる。
裏技入力の条件「とあるステージで、コイン55枚の状態で、
残り55秒のタイミングでゴールしなければならない」をクリアすべく、
キャラは走り回り、1分ほどゴール直前で待ち構える。
さながら「待て」といわれた犬状態である。
ゴールするにはジャンプ1回のみで事足りる。4人の視線がカウンターに集中……
60、59、58、57…………ジャンプ!!
残り56秒のカウンターを恨めしそうに見ながら、
ジャンプボタンを押したH先輩は部屋を出て行ったのだった(涙)


残された2人(T中氏とS君。私は用事のため再び出かけた)はそのまま、攻略を続ける。
2時間後、帰ってきた私が見たのは、全ステージの75%を攻略していた2人だった。
S「残り1時間ぐらいですかねぇ」と、と攻略が続けられる。
さすがに後半ともなると、難易度はあがるらしい。
前半ほどの攻略スピードはないが、次々と確実に攻略していく2人。
見ているだけの私。
(私も1回プレイしたが、即座にゲームオーバーしてしまったので触らないでいようと思った)


ところで、遊んだ方はご存知かと思うが、このゲームには様々なアイテムが用意されている。
キノコを食べればキャラクターが大きくなったり、フラワーをゲットすれば火をふくようになったり、
星をゲットすれば無敵状態になる、などの効果が得れるアレである。
3では、この他にも着ぐるみが各種用意されている。
例えば「タヌキの着ぐるみ」であれば、ボタンの連射で空を飛べる、と言った具合である。


攻略は進んでいく。
ついに最終ボス「くっぱの城」ステージである。
(ゲーム中ではひらがな表記されていたのでそれに準じる・笑)
すでに時計は19時を回っている。
何時間ゲームをしているのだろう、と3人とも思っているだろうが、
誰もそんなことは口にしない。いや、口にしてはいけない!!
ゲームをしめくくるべく、城へ勇敢に突入していく後輩S。
見守るT中くんと私。そのまま突入5秒で瞬殺。
おいおいおい、とばかりに再突入するT中君。
健闘するものの30秒ぐらいで撃沈。
これはいかんな……という雰囲気が部屋を占拠する。
すでに時計は大学が閉門する20時近くである。


「ここはくっぱの城。城というからには正装でなくては!!」


後輩Sの発言にはまったく根拠はない。
まったくないが、ここはすでに精神論が支配する部屋と化している。


「正装といえばタヌキですよ!!」


力説するS。さらに根拠はない。ちなみにタヌキの着ぐるみの効果は前述の通り。
迫る敵キャラを空中でやりすごしながら快進撃するS。
が、空中まで飛んでくる火の玉にふれてあえなくゲームオーバー。
「それはカジュアルなんだよ。カエルスーツでなきゃあ」
T中氏が優しく諭す。優しくなだけで根拠はこれまたない。
なお、カエルスーツは通常であれば水中で動きが遅くなるのを防いでくれるアイテムであって、
陸上ではジャンプ力がやや上がるぐらいでまったく意味を成さない。
それどころか着込むと、普段なら踏めば倒せる敵もむしろ倒せなくなるという弱体化アイテムである。
なので、迫ってくる敵キャラを逃げたり飛び越えて、これまたやり過ごす。
が、無駄なジャンプ力が災いして、溶岩へと落ちてしまう。
「じゃあ、次のアイテムは……」


ピロリロリー。


笛の音が部屋にこだまする。
ちなみに笛のアイテム効果は「ランダムにステージを移動する」というシロモノ。
もちろん、あと1ステージしか残っていない状態では無用の長物。
というか、邪魔モノ以外でもなんでもない。
「あと1ステージ」から「あと10ステージ」になって、
やる気のなくなった我々は、そのまま電源を落として帰路に着いたのだった。


ああ、今日、和泉企画局が開局しました。
なんか、ゲームが面白すぎて、週報に書かなくてもどうでもいい感じに(苦笑)