和泉企画局日報

和泉企画局の業務日誌&局長の自由ノートです。

牧場と焼肉と海岸

今回の同行者。
高校時代の先輩、S氏、S女史、Y女史。後輩H女史。
旅の目的地。
和歌山県海南市「黒沢牧場」 および、焼肉を食すこと、夜景を見ること。


旅の予定。
夕方まで「「黒沢牧場」でまったりする、夕ご飯は焼肉を和歌山圏内で食す、
夜景を見れるルートで大阪に戻ることにする(和歌山県打田町か葛城山界隈)
これ以上、深く予定は決めておかない。というか決めていないのでぶっつけ本番。


0km地点/長居駅
日産レンタカー長居営業所にてキュービックを借りました。
3日ほど前に予約して借りました。GWなのによく借りれたものだなぁ。
本日の行き先は和歌山方面なので、そのまま府道30号線を南下。


33〜70km/大阪府南部
H女史、S先輩と合流。
そのまま次に南にいるY女史を迎えにいこうと電話を入れておきます。
S先輩「もしもし? おはようございます」
Y女史「・・・・・・おはようございます。今起きました」
S先輩「・・・・・・今から20分ぐらいで迎えに行くので頑張ってください」
しかる後にS女史とも合流し、国道26号線で一路南を目指します。


70〜114km/和歌山海南地域
和歌山市内で昼食をとります。メニューはパスタやらグラタンやらその辺り。
さりげにS先輩は常連だったらしく「お久しぶり〜」みたいな会話を店員さんとしています。
4人テーブルしかなかったので、男2、女3で別れて食事を取ります。
なんだか人生相談ちっくな雰囲気だった男性陣のテーブル。
まあそういうこともある。


で、食事を済ませて車に乗り、再度、南を目指します。
途中、とある高架で右の車からやたらとクラクションの嵐。
うるさいなぁ、と思いながら数分も走らないうちに、なにやら車が微妙な振動をしていることに5人で気付きます。
「妙にゆれるねぇ」
「路面悪い?」
「見た目、そんなことはないですが・・・・・・」
「タイヤ、パンクしたかな?」
あわてて、わき道に入って車から降りてみます。
場所は幹線道路・交差点を曲がってスグのとあるモータープール。
無断駐車な気もしますが、ある種非常事態なので見つかっても大目に見てもらえるかな、と。
「あー、派手にパンクしてるなぁ・・・・・・」
どうしようもないので、スペアタイヤに交換しなければなりません。


Q.スペアタイヤはどこだろう?
A.キュービックはトランクルームがないのですね。正解は3列目シートの座席下。
  これは自力で発見できました。


Q.レンチとかジャッキはどこだろうね?
A.キュービックはトランクルームがないのですね。正解は2列目シートの足元。
  見つからなかったのでレンタカーの営業所からヒントをもらって発見しました。
  ちなみにこの瞬間に「パンクはペナルティもありませんが(事故扱いにはしないですが)
  実費で交換してから返却してください」というふうに宣告されてしまいました。


Q.ホイールが外れませんが?
A.実は力技で外します。けっこうちゃちいのです。
  悩んで困っていたら、通りすがりのお兄さんが外してくれました。
  ありがとう、どこかのペットショップのお兄さん。
  「大丈夫かい?」とタイヤとにらめっこする我らの背後から、
  逆光を背負って現れたのは、かっこよかったです。
  「じゃあ、あとは大丈夫だね?」と、さっそうと去っていくのもステキでした。


Q.タイヤはどこで交換しましょうか?
A.スペアタイヤでは当然長距離は走れません。
  よって、ガソリンスタンドや自動車用品店などで交換しなければなりません。
  「うーん、こっから南にガソリンスタンドってあったっけ?」
  「市街から出ちゃうから微妙かなぁ」
  「あっても休日だから休みかも・・・・・・」
  「時間、もったいないけど市内までもどろうか。何軒かあいてたから」
  ・・・・・・あわててわき道に入った交差点、すぐ反対車線側にタイヤ専門店がしっかりありました。
  スペアタイヤに交換した1時間近い時間って結局「いい経験」で終わってしまったようです。


Q.素人はスペアタイヤの交換に40分かかりました。
  プロはどれぐらいでタイヤ交換をしてくれるのでしょう?
A.15分もかかりません。
  考えてみればF1とかでピットインの時間ってすごい短い。なお、8820円也。


なお、タイヤ交換をしているすぐ後ろ、店の駐車場で接触事故が起こりました。
やたらけんか腰で運転手同士の口論が始まったので、見ないフリをしておきます。
「なんだかこのメンバーで出かけると、なんかトラブルよねぇ」
ちなみに数年前、やや顔ぶれが違うものの、白浜に出かけているのですが、
?田んぼに脱輪
?ドアを開けてバック時に、ドアをお地蔵さまに引っ掛ける → ガムテープで止めて走行
というコンボをかましています。
ちなみに生駒ドライブなどにも行っていますが、至って平穏無事でした。
「次回も南に車で出かけるときは事故るんだろうなぁ・・・・・・」という
漠然とした次回予告を夢想しながら、車は再び南を目指して出発します。


114km地点/黒沢牧場
紆余曲折を経たり、道に迷ったりしながら、黒沢牧場に到着します。
あんな信号もない交差点(というか私道にしか見えない)が国道だと誰が気付くのか?
私はなぜ国土交通省があんな小道を管理しなければならないか、高らかに異を唱えたい。


「黒沢牧場」・・・・・・別名「黒沢ハイランド」を名乗るだけあって、なかなか山の中にあります。

 
傾斜がかなりあって放牧に適しているとは到底思えない立地条件なんですが・・・・・・
しかも、日中なのに牛も馬も放牧されておらず、
牧場というよりピクニック広場の様相を呈しています。
カラスの群れが山の上を飛んでいたり、
牧場に降り立ってもそもそしていたり、かなりキテいる雰囲気です。


ちなみに馬にも乗れます。
ポニーのマリちゃん。
厩務員さんの話では、もうけっこうなおばあちゃんらしいです。
人間年齢なら100歳前後だそうで。
ですが、女性が乗るとあまり言うことを聞かず、よく立ち止まります。
「やっぱり若い男の子のほうがええんかいのう?」
人間換算100歳前後で、まだ若い男を選って乗せるのか・・・・・・


114km〜207km/焼肉に向かって走る
幹事担当、レンタカーは予約しておいたのですが、
夕食は適当な焼肉屋をピックアップしていただけで、どこにいくとも決めていませんでした。
和泉市まで戻れば、樽の中で焼肉の出来る店があるんですが・・・・・・」
「じゃあ、和歌山〜岸和田ぐらいは高速でいけば早いんじゃないかな?」


207km地点/焼肉「和泉野」
岸和田から光明池にたどり着かなかったり、
ホットペッパー掲載の地図が杜撰で迷ったりしながら、
一応、たどり着きます。電話番号は分かっていたので、
和歌山を出るぐらいに電話で予約だけしておきます。
まあ、樽の中で食べる意外は普通に焼肉でした。
なかなかにお手ごろな値段なので、オススメです。
問題は交通手段が車に限られること(10人以上なら送迎バスが出ます)
まあ、光明池の駅からタクシーで1000円もかからん距離なので、ワリカンすれば十二分か。


207km〜363km/夜景観光
和泉市まで北上してしまったので、
葛城山頂から泉南一帯を見下ろす作戦は変更を余儀なくされています。
「じゃあ、無難に湾岸線でも走ろうか」
「南港大橋は渡りたいですねぇ」


変更後の作戦
光明池から堺市内まで泉北高速鉄道沿いの道を走る
堺から大阪市内に入って南港から湾岸線に北向きに入る
大阪市内環状で方向転換をして湾岸線泉佐野まで戻ってくる
*間違って池田線・名神方面、阪和道や西名阪や近畿道に行かないように注意する
南から順番に家に送っていく


朝潮橋PAです。
すぐそばに建物がなければ、視界が開けてUSJやら南港一帯が一望できそうだったのですが。
湾岸線キンモクセイの「二人のアカボシ」を聞きながら流して帰ってきます。
泉佐野のランプで降りて、田尻のスカイブリッジなど、お決まりのコースをすらっと流して帰ってきました。


363km〜385km/帰宅開始?
一番南まで戻ってきた時点で日付が変わっていました。
S女史、H女史を送った時点で2時前。うにょーん。
「今から返しにいけるの?」
「レンタカーの営業所は24時間のところを選んでますから。
 送って長居までもどったら4時ぐらいですかね。始発までどこかで朝ごはんを食します」
「じゃあ、海いこう!夜の海に行こう!」
「Hさん、呼んだら来るかな?」
「涼ちゃんが呼べば来ると思うよー」
「てか、もう2時過ぎですし・・・・・・」
てなわけで、二色浜へGO。
あんまり人がいないかと思いきや、けっこういる。30人ぐらい?
花火をしたり、歩いたり、奇声を上げていたり、なかなかにぎやか。
灯は、すぐ頭上を走る湾岸線しかないので、目が慣れるまではかなり暗いです。


ここまで平気な顔をして運転していましたが、人を送り出した段階で、
頭の中を占めている事項が1つ・・・・・・明日やるTRPG、キャラクター考えなきゃ。
実は全然予定になかったのですが、湾岸線を降りたぐらいに、
「明日、昼からTRPGがあるねん」という話をS先輩からゲット。
「今から飛び込みで参加できますかね?」
「キャラがあれば大丈夫やろう」
「じゃあ、昔のをシステムだけコンバートして改造すればすぐ大丈夫ですよ」
ちなみにストックされてるキャラクターは実はないので、12時間以内のどこかで考えてる来る必要があります。
システムは妖魔夜行あらため百鬼夜翔なので、そこそこに作りこむのに時間がかかります。
ランダムで能力を作るのではなく、能力やら弱点やらを配分してバランスを取りながらつくらなきゃダメなので。
ので、同行者2人を放置しつつ、ぶつくさ独り言をああだこうだ言いながら、砂浜を徘徊しながら考えます。
まあ、30分もあれば、キャラクターの背景と、大雑把な能力・弱点・特徴ぐらいは決まります。
オッケー、これで大丈夫、家に帰って、2時間あれば作れるはずだ。
30分ほど海を堪能した後、岸和田市内で2人と別れました。


411km地点/長居帰着
もうすぐ朝です。車を返して、6時台の電車で帰ります。
一眠りしたら、キャラクター作らなきゃ・・・・・・


本日の走行距離・・・・・・411km
消費ガソリン量 ・・・・・・33.89L
今回の燃費・・・・・・12.1km/L