和泉企画局日報

和泉企画局の業務日誌&局長の自由ノートです。

助教授のお部屋と風鈴

そろそろ冷房が必要な季節です。
私は最後の最後まで抵抗しようと思いますが。
ええ、無料のサウナみたいなものじゃないですか。


そんな中、体質的に冷房の合わない人もいます。
かくいう私も冷暖房問わず、目が乾くので、
じつは体にあってない中の1人なのですが。


で。うちのセンセも体質的にだめなんだそうです。
ボート部の練習で鍛えられた細いながらもばねのある体。
暑さに打ち勝てそうな体力なんで問題はなさそう。


今日、そんな先生の研究室にてゼミ生3人で打ち合わせ。


扉は開けっ放しなのはいいとして。


暖簾?


「あー、廊下通る人と目が合っちゃったりしてねぇ」


なるほど。涼しげでいいですね。


「お茶、買ってくるけど、なにかいる?」


先生が買いに行くんですか?
私たちが買いに行きますよ。


「あー、自分でいかなきゃならないものがあるから」


でもさすがに頼めませんで、
お留守番してるんで席はずしてもらっていいですよ、的な方向に。


「ただいまー」


買ってきはったのは、ペットボトル1本。


「そんなぐらい言うてくれたら買ってきましたのに」
「あー、この風鈴がほしくてねぇ。
 風鈴の中でもこの薄緑色のヤツがよかったから」


某お茶にはいま風鈴がついてきます。
どうやらそれがご所望だったようで。




今、4階の廊下には涼しげな風鈴の音が響いてます。