和泉企画局日報

和泉企画局の業務日誌&局長の自由ノートです。

自分なりの考え

極楽トンボの山本さんの周囲が騒がしい。
ええ、例の事件です。


(1)山本さんに非はあるか?
多分、あるのでしょう。
むろん「誤解される」ことを懸念していなかった、
非常に状況判断が甘いといわざるを得ない、
ところまでを含む意味での「非」であり、
法制的な「罪」にまではまだ至りません。
これは今後の調査しだいというところでしょう。

ただそれ以上に
有名であるがゆえにたたかれ過ぎている気がします。
どうにもメディアはイメージ先行過ぎて、一方的で。
ちゃんと客観的な情報や第三者的な報道をしてほしいものです。
別に擁護しろー、というわけでもありません。
一方的過ぎる報道に、メディアどうしで警鐘がならないことに
非常に危機感を覚えます。


(2)欽ちゃん球団
解散すべきかどうか、というと、解散はすべきではないと思う。
その日のうちにあんな発言が飛び出るのは、
動転していたんだろうな、と思います。
「当面(起訴か逮捕まで)の活動自粛」
「罪状を受けてからの検討」
私は別に都市対抗野球に思い入れがあるわけでも、
GGにも、欽ちゃんにもそんなに
思い入れがあるわけでもないのですが、
そんな私でも「気になる状態」を作り出した人であり球団です。
きっと遠征中の問題でなければ、
私が書いたぐらいの処置で当面収まった気がします。

別に事なかれ主義や、
くさいものにふた理論がいいとは思いませんし、
監督不行き届きであそこまで責任論が出てくるのは
最近の大人たちから見て
(同時期に起きたパロマの問題なんて、
 原因究明する前から責任のなすりつけあいですよ?)
非常に「ああ、まだ日本は大丈夫かも」と思えます。
ああ、それはそれで責任の取り方であるだろうし……
本人の問題なので、球団や関係者が「償い」をするのも変な話。

でもそれ以上に、
野球の裾野を広げる活動をここで止めてほしくない。
世論がたたこうが擁護しようが、
ここまで頑張ったことを盾に、
ちょっとぐらい
甘い判断を期待してもいいんじゃないでしょうか……
どう考えても、非常に社会的損失ですよ、この球団が消えるのは。
野球だけでなくほかのスポーツ、
また類似的にほかのことでもコミュニティを形成できる
土壌を作ろうとしているのですから。
こう、メリットデメリットっぽく考えるのは
ほんとうはよくないんでしょうけどね……

個人的には本人が会見なりで
「事件は個人の問題であり、球団は続けてほしい」と言って、
相方あたりがボランティア的に球団に加わり存続していく、
という流れを期待したいです。
もっとも「内容を聞きたくない」と欽ちゃんが言ったので、
これはかなわぬ現実の1つとなってしまいましたが。


(3)メディア
もっと冷静に。この一言です。
メスメディアから、マスワイドショーになってる気がします。
べつにワイドショーは否定しません。
芸能情報、たまには見ますしね。
でもせめて「報道・ニュース」を銘打つ番組さんには
もっと冷静でいてほしいものです。




こんな一方向に加熱しやすい社会で、
陪審員制度なんて怖くて参加したくないです。
少数派の陪審員、あるいはマスメディアの言ったことに
異を唱えた陪審員は、裁判後にいろいろたたかれそうで。



世の中にはたくさんの意見があると思います。
メディアにはメディアの言い分があるとも思います。

ここに書いたのは1億3千万人いる日本人の
ほんの1人の小さな意見です。
普段だとあまり日記にはこういうことは書きません。
でも今日はまとまらないままに書きたかったのです。