和泉企画局日報

和泉企画局の業務日誌&局長の自由ノートです。

【映画】阿部サダヲ、怪演

はい、というわけで、
相方さんと日曜日に映画を見てきました。


舞妓haaaaan!!


小文字の a の数とかちょっと怪しい。


いやもう、ショックでしたよ。
私の堤真一を返せーー!! 返してくれーー!!
たいさー、朝倉たいさー!!




ここから、ネタバレを若干含みます。




話の流れとしては、
京都・夢川町で、舞妓と野球拳をしたいがためだけに、
いろんな出世を試みる主人公「鬼塚公彦」
通称「きみちゃん」ハンドルネームは「ぼん」
表の顔はインスタントラーメン会社のダメ社員、
舞妓サイトの管理人が裏の顔。


一度お茶屋に出かけてみますが、
いわゆる「一見さんお断り」と追い返されます。


ならばと、社内で新製品を開発し、
カップめん1000万食販売実績を作り上げます。
その実績を買われ、社長とともにお茶屋に出かける公彦。


が、No.1 の舞妓は別のお座敷に呼ばれているとのこと。
そのお座敷の主は「ナイキ」こと「内藤喜一郎」
野球界のスパースターです。
そして、「ぼん」との因縁の相手。
いわゆるサイト荒らしをされたことがあるのです。


ここから公彦の情熱が暴走を始めます。
いやまあ、ここまでも大概暴走気味なわけでしたが。


1000万食販売の実績にものをいわせ、
まず会社に球団を買収させます。
そして辞表を書いて、内藤と同じ舞台に立つため、
野球選手としてデビュー。


内藤が引退して、格闘家、俳優、料理店経営をすれば、
対抗して格闘に挑み、映画を撮りました。
あげくには市長選までします。
このあたりいろいろパロディが入っていて、
随所で劇場内で笑いが起こっていました。


なんというか、柴咲コウ演じるヒロイン・駒富士とか、
舞妓の駒子ねえさんの複雑な家庭事情とか、
女性陣も華やかなわけですが、
そんなことをものともしない猪突猛進ぶりがステキです。




全体的にはぐいぐい引っ張っていく脚本。
もうちょっと凝ってほしいと思ったのは画面運び。
前半でパソコンの字が画面の中で踊るというスタートがあったので、
奇抜な見せ方が繰るのでは?という先入観があったのかもしれません。