和泉企画局日報

和泉企画局の業務日誌&局長の自由ノートです。

【TRPG】ダブルクロス

2日連続でTRPGですよ。


今日は「いっしょにTALK!」さんでGM。
お題はダブルクロスでした。
タイトルは「レッドボックスを追え!」
レッドボックス、
通称「赤箱」は、MMORPG・PSOのレアアイテム全般のこと。
結局、卓に来ていた人は誰も知らなかったようです。
まあ、小ネタなんで何の問題も無いのですが。


当日はいつもどおり進行し、11時には卓が決定。
ダブルクロス経験者が多かったこともあって、
また、数回しか経験の無い人が自発的にサンプルキャラの改造、
という時間のとらないキャラメイキングだったのもあって、
13時には昼ごはんも終了した上で、セッションスタート。


今日のキモというか、
和泉のビックリドッキリなんとかは「汎用ハンドアウト
重要人物を4人ピックアップし、プレイヤーさんに選択してもらう。
ただし重複も可。だから影の薄くなる重要NPCも出ちゃうかも。
で、推奨感情なども設定しておかず、
「あなたのキャラだと、どう彼(あるいは彼女)に接していそうですか?」
というヒアリングをしてからスタートするという手法。
マイミクさんとの、
ハンドアウトはどうだと使い勝手がいいか?」
という会話を受けて、PLさんが主体的に感情を決めやすい手法って、
こんなのもありじゃね?というまとめアドバイスをいただいての、
初挑戦でした。


慣れた人が多かったので、それなりに好評だったかな?と思います。
1人は「初期ロイスで幼馴染(片思いされ)、シナリオロイスでも幼馴染(片思いしている)」
という、嬉しそうにうらやましい設定を作っていましたし……(w
慣れない人だとどうだろうなぁ……?


PLが5人と、ちょっと所帯が大きくなったこともあり、
OPでコンビうちをお願いしたり、
積極的な「偶然」の登場をお願いしておくなど、
いくつかPLさんの協力をメタに要請しながらスタート。



今回のFHの目的は、
「UGNからレネゲイトクリスタルを強奪し、
 琵琶湖に散布することで、近畿1000万人のジャーム化を狙う」


PLさんの1人の大絶叫「お前はショッカーの怪人かっ!?」
PLさんの1人の大絶叫「お前の程度は春日恭二かっ!?」


まあ、OPではなんにもわかってない訳ですが。


OPでは、
・今回の舞台である大阪にFHのエージェントが向かっている
・UGNエージェントの1人・Aがどうも様子がおかしい
・秘匿名レッドボックスが輸送中に「紛失」した
・レッドボックスと同じ形状のアタッシュケースを、
 なぜかヒロイン(幼馴染/PCが片思いしている方)が持っている


17時閉会と勘違いしていたGMによって、
気持ちよくサクサクとミドルシーンが進行していきます。


・輸送を担当したのは件のエージェントAである。
 アタッシュケース自体は大阪まで輸送されており、
 どこかで中身だけ抜き取られたようだ。
・レッドボックスの中身はレネゲイトクリスタルである。
・ヒロインがアタッシュケースを誰かに私に出かけた(が見失った)
 ただし、この時点でアタッシュケーズはすでに空のはずである。
・どう考えてもUGNエージェントAが怪しいので見張っておこう(が見失った)


→この間にUGNエージェントAとヒロインが接触
 やはり空ではあるがアタッシュケースの受け渡しを行った。
 「怪しいやつが怪しい行動をしている、のを見張らせる」
 というFHエージェントの時間稼ぎなのでした。


空のはずのアタッシュケース
「中身が入っていると勘違いした(してくれた)」
「陽動だと気づかず(あるいは気づきながらも)追った」
「ヒロインやエージェントAの安否を気遣った」
などのロールプレイがPLさんたちの随所に炸裂。
FHエージェントは時間稼ぎに成功します。


この間に、ヒロイン黒幕説や、エージェントA裏切り説、
あるいは洗脳説など、適宜、状況を打ち合わせながら進行。
調査の末に、
「京都駅でエージェントAが誰かにアタッシュケースを渡した」ことが判明。
誰かがヒロインでなかったことから、
また、ヒロインが「私夢遊病かも」と切なくPLに相談するなどから、
ヒロイン黒幕説ではなく洗脳説、エージェントも洗脳?説に傾きます。
エージェントAの身辺調査まで次官が回らなかったため、態度保留。


エージェントを軟禁状態にしたうえで、京都へ向かう一行。
一行の下へ、エージェントAが脱走したとの報告が入ります。
「うーん、やつは洗脳ではなく裏切り者であったか」


京都駅での最後の調査の結果、
アタッシュケースを受け取った男は、そのまま滋賀へ向かったことが判明。
「レネゲイトクリスタルを扱うには巨大な施設が必要なはず。
 GM、情報UGNでそういう情報を引き出したいのだが?」
滋賀県にそんな大きな施設はねぇっす。でも巨大な湖があるっす」


PLさんの1人の大絶叫「お前はショッカーの怪人かっ!?」
PLさんの1人の大絶叫「お前の程度は春日恭二かっ!?」


最後は、PLの希望で、とり人間コンテストの会場で有名な、
彦根市内の湖岸、夜、FH部隊を強襲することに。
2重に立てていた見張りを、きれいにしとめれたので、
GMさんは「奇襲扱いでOKっす」と言う。
むろん、悪役が悪巧みを独白するシーン付き。


GM「くくく、この作戦さえ成功すれば……」
PL『成功すれば、どうなるって!?』


どかーん!!


全員がエフェクトで2回行動という中、
哀れ、策におぼれたFHエージェントは1ターンで倒されました。
大阪を脱出したエージェントも間に合わず。
PLさんはみなさん、支援も含めてダイスを20個ぐらい、
がっさーとそろいもそろって振っていたので満足だったようです。
GMさんは1回も攻撃することなく終わってしまいました。


最後は支部長PCのまとめお説教、
非日常に接してしまった幼馴染を気遣う日常シーンを描いてエンド!


17:55!!
閉会式ほぼぴったり!!
(前3回のうち3回とも延長した前科者でしたので……)




PLの皆様、スタッフの皆様、ありがとうございました。