1ヶ月たったし、掲載しても大丈夫かな?
もし使いまわすようだったら、メッセージ下さい>GMの人
TRPGレポートシリーズ 第2弾!!
「少女 meets ガンマンとサムライガールと坊主」
さて、今回遊ぶのはFEAR/井上純弌氏の『天羅WAR』
SRS(スタンダードRPGシステム)という汎用システムで出来た世界観の1つ。
サプリメント(アイテムや特殊能力データやチャーなど)を入れ替えることで、
ルールを変更することなく、様々な世界観を演出できる優れもののシステムである。
『天羅WAR』は、西部劇と時代劇を足して2で割らない雰囲気を楽しむ事が出来る。
西部劇時代を再現したテラ大陸と、時代劇を再現した天羅大陸は戦争状態にあった。
がある日、宇宙から美しい姿をした侵略者がやってきた。
人々は畏怖から彼らを『天使』と呼ぶようになった。
テラ人と天羅人は、侵略者である『天使』に対して共闘することになる……そんな世界。
熱いロールプレイで合気や気合というゲージをためて、
ハイパーサムライになったり、スーパー坊主になったり、エキセントリックガンマンになって、
悪逆非道の侵略者や悪漢を倒すのがゲームの目的だ!!
今回のGMはマイミクのRoland.さん。
PCは関西TRPG道の濃いほうから数えたほうが早い4人組。
PC?/ブルズアイ(ガンマン/裏月さん)
行方不明になったビオラートという兄弟子にあたるガンマンを追っている。
今回、目撃情報のあるポルカ村に訪れ、事件に巻き込まれることに。
PC?/夕霧(サムライガール/ゼンザイさん)
不本意ながらも、用心棒としてポルカ村を牛耳るマフィア、ノクターン一家に身を寄せている。
行き倒れていた自分を助けてくれたフルートと言う少女が、
ノクターン一家のもとでわけありで暮らしているからである。
PC?/ビビオ(居酒屋手伝いの少女/永遠さん)
ポルカ村にある酒場で働く女の子。戦争で両親を失っている。
フルートの幼馴染であり、フルートを連れ去ったノクターン一家を憎悪している。
PC?/願泉寺破空(神宮家に仕える僧侶/和泉)
天羅大陸を支配する神宮家のエージェント。
建前の身分は「テラ大陸で仏法を広める僧侶」
ノクターン一家が探している伝説級のアイテムを横取りして、神宮家に届けるよう命令が届く。
ガード性能と魔法攻撃に長けた「守って戦えるハイパーモンク」である。
脳内イメージは『バレットモンク』のチョウ・ユンファ。
テラ大陸(西部劇のほう)に滞在中の破空の下に、
1人の連絡役が手紙を携えてやってくるところからスタート。
連絡役の前で手紙をオープン。
「ノクターン家が探しているアイテムを手に入れよ。
潜入しやすいように、キミには協力者と言う立場を準備しておいた。
なお、失敗しても我々は一切関知しない。この手紙は手動で消滅する」
「読み終えましたか」
「うむ、任務、しかと承った」
手で手紙をこまごまと破り去る連絡役。
「破空殿の名前ですでにノクターン一家には連絡しています、御仏のご加護を」
なお、他の3人はOPで、
助けてくれた少女を介してノクターン一家に接触したり、
情報屋がポルカ村の様子&ノクターン一家の様子を教えてくれたり、
酒場で無法を働くノクターン一家&ダメになった村の保安官を目の当たりにしたり。
「ノクターン一家って分かりやすく無法者かマフィアである」
破空だけ、ノクターン一家の正体を知らずにポルカ村に到着だ!!(笑)
しかもアイテムの形状や効果を聞いてないぞ、
そもそも1人で運べないものだったらどうするんだ!?(笑)
とりあえず、ポルカ村へ赴き、待ち合わせ場所の酒場へ。
危険を察知したので「協力者」ではなく、
あくまで「神宮家からアイテムを預かりにきた」運び屋と主張。
しかしノクターン一家とつるむには違いないので、
酒場にいたビビオと酒場のママ・マダム・ドリンに塩を投げつけられる(泣)。
ノクターン一家のアジトで夕霧と出会い、
「こんなろくでもない場所に用事がある人がいるとは」
「ろくでもない場所とは?」
ノクターン一家や村の情報を引き出す。
一方、そのころ、村にブルズアイが到着。
酒場で無法を働いていたノクターン一家のチンピラの腕をねじ上げる。
今までの悪事をブルズアイに訴えるビビオ。
フルートと言う少女が連れ去られたことも伝える。
その横で酒におぼれながらも悔やみまくる保安官。
次から次へと死にぜりふを保安官にはかせるGM。あんたすげぇよ(w
逆にブルズアイは行方不明のビブラートについて聞く。
どうやら似たような容姿の男がノクターン一家の用心棒にいるらしい。
ビビオとブルズアイがノクターン一家のアジトに向かうそのころ、
破空はノクターン一家のアイテム探しの進捗度をそれとなくチェック。
チンピラに取材してみる破空。
「なんかすごいものらしい」「これで俺たちも大金持ちだ」
大丈夫か、ノクターン一家。
夕霧がフルートと散歩しているところにブルズアイ&ビビオ登場。
「ビブラートと言う男を探している」「フルートを返せー」
遠い親戚関係をひけらかし、
フルートは自分の意思でアジトに滞在しているとうそぶくドン・グランドピアノ。
食い下がる2人の前に用心棒・ミスターレクイエムを連れてくる。
「Mr.レクイエム、このうるさい2人に引き取ってもらえるように言ってもらえませんかね」
「ビブラート、なんでこんなところに!?」
「お前も知らんし、そのような男も知らんな。しかし人が増えたものだ」
「なにを言っているんだ!?」
「やむをえん、計画を進めるとしよう……」
フルートをさらってどこかへワープするレクイエム。
「あ、あれは人間技ではないぞ」
「む、手下たちが『天使化』しているっ!?」
「ではあやつも『天使』と言うことだな、この地で何かをたくらんでいるのであろう」
天使化した部下たちが襲ってくるのを一蹴。
「しかし、ビブラートにそっくりなんだがな……」
(後編に続く)