和泉企画局日報

和泉企画局の業務日誌&局長の自由ノートです。

【和泉家】結納式ドーラ編 〜 船長はアテにならない

さて、日曜日は結納でした。


最初の事件は1週間前の日曜日にさかのぼります。
夕方1本の電話が結納の係の方から入ったところから事件は始まっていたのです。
1月半ばに、段取りを全て決めていたハズなのですが……


係「もしもし、和泉さまですかー?」
私「そうですがー」
係「来週のご結納の食事のメニューなんですが……」
私「えーっと、鶴というコースで結納店のYさん(通称ドーラ婆さん:http://d.hatena.ne.jp/ryo-izumi/20091213)にお伝えしてたはずですが」
係「いいえー、鶴は料金プランでございまして、どこのお店に頼むか、決めていただきませんと」


ンなの聞いてないよ、船長ぉぉぉぉっ!?


係「Nさんと、Kさんと、ホテル直営店とございますが」
私「ございますが、と言われても、どれも食べたことありませんしねぇ」
係「無難なのは、当ホテル直営ですね」


そりゃ、自分のトコを進めますよねー。
まあ、せっかくススメていただいたので、そうしましょう、とその場で決定。


なんか、ほかに決め忘れていることあるんじゃないかなぁ、と、
一抹の不安を無理やり押し込めつつ当日。


結納といえば、
「幾久しく――」で始まる長々の呪文を読みあうのがしきたりなわけで、
一応、事前にアンチョコが両家の父親には渡されており、
「当日もお読みいただいても結構ですよ、目録に添えておきますよ」
と、ドーラ船長のありがたいカンニング容認発言を受け、
それはそれは気楽な態度で待ち構えてたのですが。


いざ、当日。


ドーラ船長が、手元のアンチョコを見ながら、
船長「今日をよき日と定めまして――」
と、形どおりの前口上。


船長「それでは、お父様、ご挨拶を」


親にはみじんも準備されてねぇ!!
暗唱することないよって、言ってくれてたじゃん!?
今、ウチの父、頭の中真っ白ですって顔したよ!?


私「緊張もありますでしょうから、やはり手元に文があったほうがよろしいかと」
船長「そうですわね、おほほ、少々お待ちを」


なんで、私がフォローせんといかんのだ(w


かくして結納の宴は幕を開けたのです――