さて。
ついに来てしまいましたよ。
齢27にして、恐れていた事態が。
いや、むしろいつかは来ると思っていましたよ、そりゃ。
しかも相方さんに見つけられてしまいましたよ。
白髪、キターーーーーーーーーーーーーッ!!
夕ご飯を食べ終え、皿を持って私の後ろを通りかかった相方さん。
嫁「ん?」
私「なに?」
嫁「動かないで」(髪の毛をゴソゴソする)
私「やめて、資源が、貴重な資源が」
嫁「これ、白髪かな……」
私「えー」
嫁「ちょっと抜くから見てみ?」(ぐっと頭皮に力が加わる)
私「いや、出来ればピンポイントに、最小限で、むしろ1本だけで許して」
まごうことなき白髪がその手に……!!
いやいや、これで私も大人というか、なにかに向かって一歩前進ですね。
うーん、そんなに気苦労したかな、最近。
いわゆる若白髪か、ミネラルが足りていないのか。
場所は頭頂部の、普段、櫛で分けられている辺りですね。
白髪だって白い「髪の毛」なんですよ、貴重な資源です。
白くたって差別しません、頑張って守っていきますよ。
貴重な排他的「髪域」ですよ。
でも、私の国防費は家庭予算のうちの小遣いの数%しか割けない現実。
まるで国家予算→GDP制約のある某国家と同じ構造。
とりあえず、ワカメ食べて頑張ろう。