和泉企画局日報

和泉企画局の業務日誌&局長の自由ノートです。

忘れる、忘れられる

今日はT工業の会社見学会&一次面接です。
家から梅田まで1時間、梅田から新開地まで1時間、
新開地からT工業・最寄り駅まで電車で1時間、そこから的士で1750円分。気分はまるで小旅行。
どこだここは? さすが最寄のコンビにまで車で15分の立地だけはある。


で、会社見学前に履歴書を集められます。


・・・・・・忘れたっ!?


かばんのなかに履歴書がありません。
うわ、まじか、片道4時間と4000円払って門前払いか!?
さすがの私も、思わずひいてしまうような展開でしたが、
心優しい人事の I 藤さんは
「うーん、まあ、履歴書なしで面接しよう」
すごく不利なんですが、どうしようもありません。
このままトンボ帰りした日にはもっと無駄なような気がします。
・・・・・・開き直るしかないじゃん、自分!!


まず、工場見学です。
なかなかに広いので、車でいろんな場所を見て回ります。
一応、安全のためにヘルメットをかぶります。
I 藤さん「和泉くん、ヘルメット似合うねぇ」
私「警備員のバイトでかぶりなれてますから・・・・・・」
I 藤さん「それだけでウチにはいる資格あるよ?(笑)」
・・・・・・なんなんだそのプレッシャーは!?(笑)
ひきつった笑みで、うわのそらの返事を返します。
工場内は、車に乗ったり降りたりしながら、
機械、プレス盤、塩酸風呂とかを見学させてもらいました。
I 藤さん「今日は車なんだけどねぇ、この前はほとんど歩きでねぇ」
ちなみに、時速10kmあるなしの車で乗車時間は30分ほどだったので、
全部で4、5キロ歩いた計算になります。
I 藤さん「I 井さんが、なんだか熱っぽい日で、
最初に降りたところから、応接に戻るまで歩いてたよ」
なお、I 井さんというのは、この冬まで営業部にいらっしゃたステキダンディなオジ様です。


工場見学を終えて、応接室に戻ってきます。
今から適正試験をして、交代で面接していくらしいです。
適正試験の所要時間は30分、面接は1人30分、今日の来場者は4人です。
I 藤さん「じゃあ、履歴書をもらった順に面接しますので・・・・・・和泉くんは最後で」
まあ、そういうもんでしょう。
適正試験を終えてから1時間ぐらいヒマになりますが、まあ、ペナルティというあたりでしょう。


適正試験自体は至って普通の正確診断テスト。
いわく「去年の国語と数学の問題が難しすぎて参考にならなくて、廃止になったんよ」


で、面接。1時間しっかり待ちましたよ。
I 藤さんと人事部長のT田さんという方が1対2で面接してくれるみたいなんですね。
応接で待っていて、面接はよこの会議室で実施。
I 藤さんに呼ばれて廊下に出ます。
そこで煙草を吸っているご老人(ちゃんと喫煙スペースです)・・・・・・多分、人事部長さん。
老人「ああ、そちらさんは?」
I 藤さん「ああ、T田さん、面接、もう1人いるんですよ」
老人「え、まだ帰ったらいかんのかい?」
・・・・・・すいません、すいません、すいません、心の中でも、口の中でも、声に出しても謝罪の連続です。


・・・・・・履歴書はなかったけど、ゼミ用の名刺があったので、それをお渡しして面接を受けさせてもらいました。
だいたいはゼミのことを世間話のように・・・・・・50分ほど。
みんな30分だったのに、これはどう判断したらよいのやら。
T田さん「最後になにかあるかね?」
私「えーっと、選考の過程もあるかとは思いますが、今日のダメ出しを下さい」


捕捉
・・・・・・この企業、一次面接受かってました。合格の電話がきました。
開き直ってみるもんですねぇ。次回の面接までに、役員諸氏にどのような噂がめぐるかが心配です。