和泉企画局日報

和泉企画局の業務日誌&局長の自由ノートです。

最近読んだ本

<今日の和泉企画局>
本当はTRPGに出かけ、地図データやらをお渡しするのでしたが、
合宿で作業が遅滞しているので、ズル休みです。
<今日のカラオケ>
SHKのOBのHさんがいらっしゃいました。
まだ現役や院生の古株数人で集まってお食事会。
といっても大学の近所の学生向きの中華食堂です。
そのあとは、3人でカラオケ。
唄ったことによるカロリー消費量が表示される仕組みなのですが、
10kcalを超えないので、みんなで持ち歌を大絶唱
最高記録は9、7/Hさん。


<9月1日の1冊>
金魚屋古書店芳崎せいむ
漫画ばかのための漫画を標榜するコミックです。小学館・IKKICOMIC。
全編、漫画にまつわる心温まるエピソードです。
扱われる漫画は、古書店というだけあって、
ちょっと古くて珍しいものが多いです。
(私が知らないだけなのかもしれませんが)
今回のお気に入り第11話「紙の束」
金魚屋の店主代理・菜月が「なんとなく仕事をしてきた」なかで、
自分を確かめようと古本市に出張して1人で頑張ろうとするお話。
漫画はしょせん紙の束、されど紙の束。
「ただの紙の束が、こんなに大勢の人を動かして、
 その心を動かして、やっぱりすごいパワーだと思うよ」
まさしくその通りだと思います。
<9月2日の1冊>
『冬のオペラ』『覆面作家は2人いる』北村薫中央公論新社
病院待合中に、採血の診察結果が20分で出るということだったので、
あわててブックオフで購入。
今まで手付かずだったんですが、悩んだり探している時間もなかったので、
和泉涼の本名にひっかけて100円コーナーから北村薫をチョイス。
両方ともシリーズ化されている短編集なのですが、
探偵役の主人公にワトソン役の人が出会う話を含む本だったので大助かり。
もっとも、途中からでも短編集なので読んでしまうのですが。
うーん、登場人物は『覆面作家は2人いる』のほうが好きかな。
割とキャラクターがたっているので(現実離れもしている気がするが)
読んでいてテンポがいい。サクサク進めてしまう。
ただ扱う事件や事件の背景、風景の書き込みは『冬のオペラ』の方が本格的な印象。
割と軽い作風だったので、読みやすかったです。
今まで重いイメージがあったので、敬遠気味だったのですが、
もうちょっとこの方面に進んでみようかなと思います。



最近読んだ『空の境界奈須きのこ から、
ミステリーや伝奇をまた読み始めようかな、という感じがしてきました。
でも西村京太郎や山村美沙のような本格派には寄らず、
ちょっとした不思議や伝奇小説を中心に行こうかな、と。
高校から大学に入ったぐらいまでは、ファンタジーやアクションを中心とした
ライトノベルを中心に読んでいたのですが、最近、ひいきの作家さんたちが
別シリーズを始めたり、またそれが微妙にしっくりこなかったりと、
活字から少し離れていたので。