和泉企画局日報

和泉企画局の業務日誌&局長の自由ノートです。

今日から連載ですよ。

<今日の動き>
朝……いつも通り。
茶店とか行ってみてもあんまり気分転換出来なかったりして困った。
昼……部室にて「風来のシレン(64版)」
今さら感漂うが、どうしても地下15階より下に進めない
なんとなく自分が情けないような気がしてくる。
夕方…図書館勤務。
テキストをまとめたり、いろいろこまごました作業を。
勤務に入る17時ぐらいには周囲が暗くなっていてびっくり。
これが季節というもんなんでしょう。
日中、あんまり寒くないので忘れがちですが、もう11月も半ばです。
寒いのは苦手ではないです、むしろ好き。
寒い中をガシガシ歩いたり、自転車で走るのは好き。
たまーに近所を歩いたりしていると新しい店とか出来てたりして、
とっても新鮮な気分になってしまう。
うーん、カメラを持ってどっか出かけてみようかな。
最近、私のデジカメはほっぽりだしたままだし。
ほっとけばどんどん歩いて行っちゃうし、
だから私と出歩こうかという人は常に歩きやすい靴必須で!(笑)


<今日の連載>
Book【名詞】本。連載その1回目。
私の趣味や好みは本に左右される。
本を読んでいた順に履歴書風に書くと面白いらしい。
友人と飲んでいて、昔読んだ本の話になったとき、
「君の人生、そのまんまやな」と言われたことがある。

私が最初に記憶している本は「桃太郎」である。
ちなみになぜか読んでいるのは自宅ではなく、
母方の祖父母の家の客間の座卓で、である。
全文記憶していて、そらで話を出来たと思う。
昔から、話は聞くのではなく覚えて自分から話すもの、だったらしい。
幼稚園、文字は誰よりも書けなかったが、誰よりも字は読めたように思う。
(園内で年賀状を出す行事があったが、先生に代筆してもらった記憶がある)


小学校に上がると国語の授業で、どんどん日本語を覚える。
それと同時に、本を読みたい衝動に駆られる。
が、親は1つだけ無常であった。
「本は読んでもよい、でも漫画は歴史漫画以外ダメ」
日本の歴史が好きになったのはこの頃である。
なぜなら読める漫画は「まんが・日本の歴史」しかなかったから。
あと、地歴公民の中でもっとも「流れに沿って話せる」教科だったのも大きいように思う。
なお、初めて親に買ってもらった本はコナン・ドイルの「まだらの紐」だった。
私は今まで読んだ本の入手経路(借りた場合も)と売った時期を大体覚えているが、
この「まだらの紐」だけは気づいたら失くしてしまっていた。
非常に悔やまれるものである。
なお、このころ一番読んだのは「ずっこけ3人組」(那須正元)である。
小学生3人組がいろんなことに巻き込まれたり、挑戦したりする、
非常に等身大で実行できそうな素敵な小説であった。
オススメは「うわさのズッコケ株式会社」
何もない釣り場でカップめんを販売し儲けようとするお話。
しかも株式会社形式で、クラスの友人からお金を借り入れて入荷。
結局は在庫を抱えてしまって、
3人組の1人、もーちゃんの姉の高校の文化祭に出店し、
資本を回収するところなど、
思わずプロジェクトXでも出来ちゃいそうなぐらい感動したものである。


小学校高学年の頃、市立図書館に出かけるようになる。
そこで、ホームズ → ルパン → 乱歩(少年探偵団) → ポアロと、
ミステリ好き少年の1つの王道とも言えるような作家を読む。
ホームズでは「赤毛連盟」「まだらの紐」ルパンでは「ルパン対ホームズ」「813の謎」
乱歩では「黄金仮面」が好きで、
中でもイチオシなのは、アガサ・クリスティの「アクロイド殺人事件
ワトソン役であろう医者(名前忘れた)が犯人というドンデン返しがすごく印象的だった。
で、なにを思ったか、次の作家は西村京太郎&山村美沙。
いっきに冒険小説から、夜のサスペンス劇場に。
今でもたまにTVで見ては「渡瀬恒彦はかっこいいなぁ」と思うのである。


中学校にあがる直前、
偶然にも「フォーチュン・クエスト」(深沢美潮)を読む機会があった。
図書館で借りたには間違いないのだが、詳細は定かではない。
旧シリーズ8冊を読破した後に中学校に進学するが、
これが人生の明暗とは言わずとも、左右ぐらいは違えてしまったように思う。

以降、次回。