和泉企画局日報

和泉企画局の業務日誌&局長の自由ノートです。

80台後半

えー、ダヴィンチコード、見てきました。



普通に面白かったです。




飛びぬけて面白かったわけではありませんが。
このあたりはCMなどに踊らされてしまったわけです。




1.シナリオ
難しいとの前評判でしたが、そんなに難しくはなかったですね。
吹き替えで見るとしんどかったのかもしれません。
聞きなれない単語というのはやはりあるもので、
字幕で見たほうが、漢字などでイメージがつきやすい。
シナリオの運びもそんな複雑ではないです。
むしろ、ニコラス・ケイジのナショナルトレジャーなどを見ていると、
すでに既出なシナリオの形なんですよね。
「謎解きしながら、追いつ追われつする」というのは古今東西、王道。
聖櫃か、アメリカ独立宣言か、キリスト教の秘密か、な違いなものです。
暴論かもしれませんが。


2.演出
画面運びや話のもって行き方、
マイナス要素はほとんどありません。
人物描写もしっかりしてますし。
ただ大きな加点要素もありません。
王道なパターンさもあって、B+ぐらいの評価かな、と。


しかし、動くスマートが素っ敵ー。
しおんさんもあんな運転すればいいのに。(無茶だ)
こんど会うとき、車がシルバーになってるかもしんない。


3.キリスト教
女性観であったり、マグダラのマリアであったりなど、
ある程度の知識があればおおよそ問題はないですね。
なくてもほとんど問題はないように思います。
ただ、純粋に信仰している人からしたら、
信仰の対象が貶められたとまではいわないにしろ、
エンターテイメントの対象にされたと感じたらヤな感じがするでしょうね。
私みたいに無神論無宗教で、ちょっとかじったことがある程度の人間には、
非常に新鮮味というか、新しい異説を突きつけられた感じで、
無責任に言ってしまうと、ぶっちゃけ楽しめるのですが。


wikiあたりで簡単に知識を一夜漬けして見に行くといいかも。


4.キャスト
トム・ハンクス、じつはあまり好きではありませんでした。
本人が、というよりは、出演している作品が、と言ったほうが正確。
なんというかテンポが合わないのです。
グリーンマイルフォレストガンプも。
今回ので、かなりイケるのではないかという方向に転じました。
オドレイ・トトゥ、美人ですね。
アメリで初見、ちょっと感じが変わりました。
引退のうわさも聞きますがもうちょっと続けてほしいものです。
ジャン・レノ、ああいった役どころはちょっともったいないですね。
いっそ真犯人役でお願いしたかったかも。
その場合、警部の代役はG・オールドマンあたりで(w
(レオンでキレた麻薬捜査官をしていた人です)


次の映画は「M:I−3」です。多分。