はい、あみみさんのおうちにおじゃまして、
GMやってきましたよー。
本日は「関西TRPG道」のローカルセッションで、
ロードス島戦記のキャラクターをプレロールドで遊ぼうというモノ。
というわけで、
本編とはからまないシナリオしか用意できませんでしたが、
GMを1つ、こなしてまいりました。
使用ルールはロードス島コンパニオン、
実に扱うのは数年ぶりのシステムです。
なお、またどこかで使うかもしれないので
(でも初心者が集まってファンタジーものがないとき以外は
あんまり使わないかなーというシナリオですが)
気になる方はざっと読んでざっと忘れましょう。
ちなみに配役は以下の通り。
パーン :Roland.君
ディード:闇の隠居さん
エト :キャネラちゃん
ギム :KENJI兄さん
ウッド :あみみさん
スレイン:NPC
なお、スニーカー文庫でのリプレイに準拠したので、
パーンのレベルは周囲から1つ低い2レベルです。
2と3の壁は厚いんですよね、実は。
攻撃回数、魔法レベルなどは3レベルで上がるから。
集中力の回数も1つ少ない。
お約束通りことあるごとにいじられるパーン。
レベルが低いからいじられているのか、
中の人がいじられ体質なのかは秘密です。w
シナリオ自体は、アラニア王暗殺未遂の後、
ヴァリスに向かう道中でのお話、というもの。
立ち寄った村では軽い熱病がはやっている、
女の子が1人、行方不明になっている、
どうやら最近、村の周囲で獣がうろついている、
という状況。
一行は依頼され、調査を開始します。
獣、女の子の行方不明に関連のありそうな森を探索し
獣が狼〜熊サイズ、黒い体毛であることを突き止めます。
また、夜半に森の中で獣自体に遭遇し、
たいまつを投げかけて撃退?するシーンもありました。
が、調査開始の翌日に、行方不明の女の子が
ふらりと家に帰ってきたりします。
GM「手と足が泥で汚れてますね」
という一言から、闇の隠居さんは、
女の子=獣=ライカンスロープ
ということに気づきはったようです。
わりとサラリと描写したつもりだったんですが、
さすがに鋭いです。
ほかにも「女の子は黒い髪で、そばかすがあって……」
などの描写もありましたが。
ウッドもエトも多少の差はありましたが、
気づいた様子でした。
一行は、まずは1つの問題が片付いたていで、
獣狩にシフトします。
GMは、
女の子=ライカンスロープをPCの半数以上が認識しているので、
ちょっとシナリオの方向性を変更します。
PCの発言はありませんでしたが、
女の子=ライカンスロープの立場から、
ウッドとスレインが女の子の家を見張っていたのです。
本当は、森の中で不審な行動をする獣が、
じつは行方不明だった女の子であることに気づいてもらい、
このあとに登場する遺跡に突入させるつもりでした。
が、このまま森の中でいるパーティと接触させると、
女の子の身柄確保だけで、事件が解決してしまいそうです。
なので、森の中を通らないルートで、
遺跡の中に駆け込んでもらうことにしました。
ウッドがそれを追跡、スレインが森の中の探索部隊へ連絡、
合流しながら、女の子を追い、原因を追究させるという方向です。
女の子のあとをつけたウッドは、
女の子が土砂崩れでできた穴から、
今まで発見されていなかった遺跡へ入っていくまでを確認します。
その後、しばらくして一行は合流、遺跡に突入します。
この遺跡の中には、
「ライカンスロープになっちゃうよ菌」が蔓延しています。
遺跡の中を進めば進むほど、チェックポイントを通過し、
チェックポイントごとに抵抗力判定。
判定に失敗するとどんどんウイルスが強くなり、
5段階目までいくと、翌日の夜に獣化してしまいます。
……エトは、5回あったチェックポイントすべてで判定に失敗し、
毛深くなった状態で冒険を終えることになりました。
そういった判定がある以外はいたって普通の遺跡です。
最奥まで行った女の子を、遺跡のガーディアンから守りながら、
戦いきれば終わりです。
熱病の原因もこの「ライカンスロープ菌」が一部、
地下水から生活用水(井戸)に流れ込んでいただけなので、
遺跡にあったワクチンアイテムで解決できます。
今回を振り返る。
(1)時間配分はGMの思っていたとおり。
前半3時間、遺跡+戦闘3時間。
(2)シナリオの骨組み
さっくり見破られたものの、ライカンスロープ化の原因は
ダンジョンを探索しないとわからないので、
まだ、及第点でもいいんじゃないかと。
あれだな、ボケたゴーストになった遺跡の主を、
「悪の科学者」ばりに出してもよかったかも。
(3)バランス
フレッシュゴーレム弱いね(泣)
そしてパーンはストレスがたまったことでしょう。
そしてシャドウボディは最強ですね?
(4)ロードスらしさ
せっかくのプレロールドなのに、
「お約束」的なシーンを用意できなかったのは
ちょっともったいなかったかな、と。
こんな感じですかねー。
参加各位には、へろっと感想などいただけるとありがたいですー。