和泉企画局日報

和泉企画局の業務日誌&局長の自由ノートです。

【大学】サークルの放送祭

放送祭、まあ、分かりやすくいうと作品発表会ですね。


演劇部が舞台公演をするように、
応援団が演舞会をするように、
文芸部が会誌を発行するように、
軽音部がライブをするように、
オーケストラが演奏会をするように、


我ら放送部も作った作品を発表する場所を設けているわけです。


初めてお客さんとして放送祭に出かけました。
去年は都合がつかず(12月は大変でした)、
それ以前は現役でしたからね。


通年、放送祭にはテーマが掲げられます。
テーマに沿った作品作りをすることもあれば、
出来上がった作品を見てから、タイトルを決めることもあります。
今年はどっちだったんでしょうね。


配られたパンフレットには以下のように記載されています。


テーマ「ドロップ」


名詞:ドロップ、粒、水滴


おぉ、小粒作品集なんですね。
以前には「ポケットの中の放送祭」なんてのもありました。
映画研究会などにくらべて、
基本的に1つの作品の時間は10分前後と短いのが、
特徴の我らが放送部です。


用法:ドロップ・アウト
   「物事を投げ出す、SHKにおいては作品が完成しない状況をさす」



どぎゃーん!!



というわけで、レッツスタート・放送祭!!



まあ、しゃれで書いただけでしょうが、
(制作がギリギリだったりはするのでしょうが、
 未完成の作品が会場に供されることはなかったようです)
まあ、毎年誰かしらが、最後に修羅場ってますよね。



今年の作品は、発表順に、


・OP映像
・ラジオドラマ
・音楽PV映像
・小ネタ映像
・ラジオドラマ

休憩

・朗読風ラジオドラマ(キャスト1名のみで」ラジドラ)
・TVドラマ
・なんちゃって次回予告映像
・ラジオドラマ
・ED映像


の、合計2時間。
今年のメンバーは3回がラジオドラマ制作に強く、
1・2回生が映像に興味があり小作品を作ってみた、
というような印象を受けました。


個々の作品はかなり充実でした。


あえて注文を書くなら、男性陣の声でしょうか。
「良い・悪い」ではないのですが、
けっこう声質がみんな近いので、
キャスティングやミキシングに一工夫必要があったかもしれません。


今年の放送祭で一番印象的だったのは、
全体を通して感じる
「とりあえず好きなことしよう。楽しいことしよう」というオーラ。


いや、重要です。
かなり重要だと私は思っています。


自分が楽しくないことは、
他人に見せても(聞かせても)面白くないと思うんですよ。
むろん、最低限「制作者だけ楽しい」という状況を避けて、
一定のバランスを配慮しなくてはならないでしょうけど。


今年はそこが意識的・無意識的にかなりよかったと思います。


他大学の放送祭や、大学祭のステージなどで好印象を受けるのは、
「あー、自分もこんな作品、イベントをやってみたい!」
という和泉アンテナにどんなけひっかかるか。


とりあえず、作る時間もないのに、
「うおー、なんか作りてぇ!!」
と思えるのですよ!


この情熱を卒論に振り返れればいいのにな!!(TT)



というわけで、わんさかいいオーラをもらって帰ってきました。
いや、いい1日でした。