慌てるというか、緊張していたというか。
まあ、上司とお客さんのところに行ったわけです。
普段扱ったことがない商品を説明するために、上司がついてきてくれたわけですが、
どうやら移動中、端からみてもそわそわしていたらしく(本人無自覚)、
「まあ缶コーヒーでも飲もうや」
とありがたく、ちょうだいしたわけです。
コインを入れてもらい、
「ゴチになりますー」
といいながら、冷たいアイスコーヒーを押す。
取り出し口でぐわしと掴む。
「あつっ!?」
「はっはっはー、慌ててるなー、和泉くん。客の前では落ち着きぃやー」
「今、テンパッてますね、私」
「おう、クールにな、クールに、そしてゆっくり話すこと」
とか、そんな一幕のあった連休前。
説明は無事に完了したのでした。