和泉企画局日報

和泉企画局の業務日誌&局長の自由ノートです。

【TRPG】今宵も迷宮へ(後半)

関西TRPG道・12月定例会
迷宮キングダム「バンク・オブ・バンデッツ」
前半のレポートはこちら(登場キャラクター紹介)
http://d.hatena.ne.jp/ryo-izumi/20101227


というわけで、PCたちの国に1人の人物が立ち寄ったところから再開。


臣下「陛下、来客がございますが」
クリップ国王「うむ、どなたじゃ?」
臣下「は、ICPOのほうからいらっしゃったとうかがっております」
クリップ国王「なに、インターポールとな」
臣下「いえ、Izumi Corporate Planning Office だそうで」
クリップ国王「……うむ、苦しゅうない、面会する」
GM「なんですの、その間は」


というわけで、”ICPOの特別捜査官”ゼニガメ警部の登場です。
なんというか、今日のシナリオの傾向が全てばれたような気がします。


ゼニガメ「陛下! かの大泥棒から予告状が届いておりますぞ!!」
クリップ国王「おぉ、もしやあの・・・…!?」


ロマン?世
”迷宮世界を股に掛ける大泥棒”。
かの有名なロマン?世の孫。開けられない金庫はないと言う。
王国の国宝、あらゆる願いを叶えてくれる「7つの竜玉」を狙う。


ニジゲン・ダイスキー
”早撃ち0.3秒のガンマン”。でも1ラウンドは10秒。
知らないアニメと迷宮は無いと言う迷宮オタク。


13代目石川土座衛門
つまるものも、つまらない物も斬る”ラスト・オブ・サムライ”。
得意技は死んだフリをして後ろから切りかかること。


フジ・ミネコ
敵か味方か掴みどころの無い女スパイ。
表の顔は”ジャパニーズ・ゲイシャ・ガール”。


一同「あー、でも、国王のココロを盗んでもなぁ」
ゼニガメ「いやいやいやいやいやいや、そんな最終5分を予知しないで!!」
クリップ「ときめくの? ワシ、ヒロインの立ち位置なの!?」


と、ぎゃあぎゃあ騒ぎながら、国宝を預けている銀行の貸金庫へ。
(むろん、ゼニガメの顔をはぐチェックも済ませて)


GM「はい、では支店長のイズミさんが……」
一同「お前がルパ……ロマンかーーーー!!」
GM「違いますって、顔とか取れないですから!! 自分、善良な銀行員ですから!!」


待合室に入って待たされてる(支店長が鍵を取りにいった)間に響く警報!!
ロマン「ロマン3世、ただ今参上!!」
一同「げぇー、正面から来やがったよ!!」


というわけで、セキュリティが働いて、
トラップ、モンスター、ロマンの部下、セキュリティ満載の、
銀行建物内に見たてたダンジョンを縦横無人に駆け抜ける一同。
貸金庫の鍵をゲット(支店長室で無断拝借) → 貸金庫で「竜玉7つ」確保 → 退路確保
 → 正面玄関で待ち受けていたロマン一家を強行突破 という流れ。


基本的な戦闘スタイルは、
接敵&先制確保 → ”商人”ウパが「押し売り」(アイテム1つをモンスターに強制的に買わせる)
ウパ「お買い上げありがとうございましたー!!」
しかるのちに、敵を駆逐、アイテムを剥ぐ宮廷一同。
……どちらかというと、PCたちの方が強盗じゃないかね?


そして、正面玄関で一家を撃破し、ゼニガメに引き渡すことに成功。
ゼニガメ「やや、こいつはロマンではありませんぞ!!」
偽ロマン「へっへっへ、オレたちゃ、ただのカタリさ……かのロマンが予告すれば、のこのこと実物を確認しにくる、そこを狙おうってハラだったんだがな……」




次は、アナタの王国に、本物のロマンが現われるかもしれない……