和泉企画局日報

和泉企画局の業務日誌&局長の自由ノートです。

【TRPG】Aの魔方陣(後編)

TRPGレポートシリーズ「Aの魔方陣」です。
今回で「TRPGコンベンション編」最終回です


前編/キャラメイクはこちら。
http://d.hatena.ne.jp/ryo-izumi/20071103

中編/怒涛の準備期間中はこちら。
http://d.hatena.ne.jp/ryo-izumi/20071104


主な登場人物


宝蔵院綾那(2年生/女)
 財閥の跡取り娘、ツンデレ病弱の美少女、特技は水泳と音ゲー
 特技はまったく活かさず、財閥の力を全面に押し出して活動中。
鈴木ジロー(1年生/男)
 俊足の陸上部ホープ、ハンサムさわやか青年、特技は走ること、説明が上手。
 いつのまにやら、説明上手どころか、魅力あふれる「人たらし」に成長中。
黒木明弘(2年生/男)
 生徒会所属、のっぽな会計人、パソコンと計算が得意。
 初期特技を活かしながら、苦労人街道を爆走中。


今日のセッションの目的は、
「高校の文化祭でTRPGコンベンションを成功させる」


教室確保、備品の準備、ゲスト招待、GM要請、
チラシ印刷、口コミからネットでの広報活動、
あげくにはクレーマー、精神破綻しかけの先生のフォローまで、
怒涛のコンベンション準備期間をどうにかやり過ごし、ついにコンベンション当日!!


宝蔵院「さあ、竹ノ塚高校制覇は目前よ!!」


いや、いろいろ違います。





<当日>


GM様のありがたい裁量の結果、
われわれの努力が認められ、普通教室サイズの開催予定が、
急遽来場者数アップに伴い、ちょっと大きめな視聴覚室へ移動決定。


GM「というわけで、会場が大規模化しました」
宝蔵院「すばらしい、これが我が部の実力です」
GM「ゲストも来てますね」
鈴木「ありがたい話です」
GM「しかもゲストの人はお友達も連れてきてくれました」
黒木「ありがたい話です」


GM「なので『ゼンザイさん』は生徒会の仕事をサボってこっちにきます」


一同「なにいぃぃぃぃぃぃっ!?」


説明しようっ!!
準備ターン(1日目の1ターン目)で
「『人脈』を取得、生徒会から備品を融通してもらいやすいように、
 当日スタッフを1人紹介します」
という行動を取った際に、生徒Aではなく、
セッション前に帰宅してしまったゼンザイさんの名前を借りていたのだ!!
(Aまほは、昼間に遊んだ天羅WARの後にプレイしていました)


「思わぬ伏兵でしたわね……」
「いやだがしかし、遊びたいのもよく分かります」
「というか、今、私は遊んでるのか本気で準備してるのかよくわかりません(笑)」


GM「というわけで、生徒会の人員不足を解決しながら活動してね」
一同「はーい」


というわけで、全知全霊をかけて、コンベンションを成功させるのだ!!


「新たに『会場整理』『受付』『気遣い』の技能をゲット!!
 『根回し』の技能をさらに使って、生徒会のシフトを調整しなおします!!
 会場近辺の整理はうちらで切り盛りするように!! ゲストへの気配りも忘れません!!」
「所持品に新たに『SP』を追加!! 会場整理を手伝わせます。
 ゲストにも警備員を張り付けて!! 猫の子一匹入れない厳戒態勢を!!
 会場は我が部のマスコット、鈴木くんに任せた!!」
「TRPG会場の司会進行を引き受けます。
 『説明上手』に加えて、『マニュアル作成』技能を取得!!
 これがあれば迷うことなく遊べます!!
 それを使って『カリスマ』『プレゼン能力』でイベントを進行!!」





コンベンション成功!!!!
目標難易度を無事に達成!!!!


そのまま打ち上げもアフタープレイし、
黒木「根回しで打ち上げの会場確保済み、お菓子とジュースを調達。
   気遣いで、OBのGMさんたちに感謝を」
宝蔵院「門限を延長させて、あとは打ち上げでビンゴの準備と景品を用意」
鈴木「ゲストさんに歌ってもらうために、放送室からダッシュで機材を取ってきます」


と、最後まで盛況のまま、コンベンションを無事に終了させたのでした。




やはり遊んだのか、仕事したのかよく分からないなぁ(苦笑)。