和泉企画局日報

和泉企画局の業務日誌&局長の自由ノートです。

【旅】嵐を呼ぶ関東旅行・裏の準備編

ここまでのおさらい。


【旅】嵐を呼ぶ関東旅行・前編
http://d.hatena.ne.jp/ryo-izumi/20130922
起案、稟議申請、決裁まで。


【旅】嵐を呼ぶ関東旅行・前編の続き
http://d.hatena.ne.jp/ryo-izumi/20130924
移動開始、ずっと渋滞。


【旅】嵐を呼ぶ関東旅行・偽装編
http://d.hatena.ne.jp/ryo-izumi/20130930
旅行自体がそもそも偽装工作、なのです!




さて、旅行2日目の夕ご飯、
明日は朝から台風と逆走する形で大阪へ向かってひたすら移動、
助手席でうたた寝する相方さん的には、
旅行はほぼ100%終わっていると言っても過言ではない状況。
カクテル片手にのんきに野菜スティックをポリポリと、ウサギのように食べてます。
……だがしかし、こちとら今からが本番。


いや、本番はすでに旅行前から始まっていたのです。


上のおさらいの一番最初、「旅行に行こうよ」の話より前のお話。


世の女性というのは『記念日』というものが好きで(若干偏見)、
多聞に漏れず、我が家でも重視されるべき記念日がありまして、
「5月、入籍と引越記念日」(私がごちそうを作る)
「6月、結婚記念日」(私がごちそうを、以下略)
「9月、付き合いだした記念日」(私がごちそうを、以下略)
「11月、相方さんの誕生日」(私がごち、以下略)
「12月、私の誕生日」(私が、以下泣)
きっちりとその日、となると平日だった場合、突発残業やらの可能性があるので、
前後の土日で実施と言うのが我が家ルール。
出来れば、忘れていないことをアピールするために、直前の土日というのがベター。


でまあ、8月の下旬、ちょうど試験が終わって一息、というタイミングあたりで、
とりあえず、前振りをしていこうと。
「試験期間ご協力ありがとー。
 来月は9月だね、覚えてます、大丈夫です、チーズケーキです」
「10年目だね?」
「いや、さすがにぱっと年数まではスイマセン、
 というか自分の誕生日や年齢ですらたまに危ういし」


10年、ねぇ……なにか改めて形に残る物をプレゼントしたほうがいいかな?
できれば、どこかで外食して、その時にサプライズで渡せれば、より楽しいかな?
(この時点で旅行に行く話はまとまっていませんでした)


プレゼントを用意したうえで、サプライズをしようとすると、
相方さんが知らないうちに買い物をして、どこかで保管しておかなくてはなりません。
ここでいくつか問題が。


(1)相方さんに見つからないように、買わなくてはならない。
  これは、帰宅途中か休日に1人で出かけて買えばいいのであまり問題なく。
(2)相方さんに見つからないように、保管しておかなくてはならない。
  これも、普段開け閉めをしていない天袋か、机の引き出しでよかろうと。
(3)相方さんのチェックの入らない資金を用意しなくてはならない。
  実は、これが最大の難関。
  私の手元にある現金は最大1万円、
  お小遣い(職場での缶コーヒーや夜食)や食材の買い出しでお金を使うと
  使った金額を申請して補充してもらう「小口現金」方式であり、
  普段の買い物を考えると数千円程度しか使えない。
  キャッシュカード、クレジットカードは相方さん管理、
  通帳と印鑑は私管理ですので、その気になれば出金は可能ですが、
  相方さんが家計簿をつけるうえで、口座引き落としの確認をするため、
  通帳こそ確認しませんが、インターネットバンキングで不定期ですがチェックしており、
  出金したらいつばれるか分からない……


通帳はチェックしてないんだよな……


(がさごそ)


あぁ、やっぱり。
普段、なんにも使っていない口座、3年前、結婚して住所変わって以来、記帳してない。
(3口座持っていて2口座は常時稼働、1つは使わず。むろん残高も相応に少ないんですが)
きっとこれは家計簿つける時も、通帳が全部ある事だけ確認して、中はノーチェックだな……
普通預金とは言え、利息があるんだから、長期間記帳していないと、
帳面と実際の残高は違うわけで、普段から中身まで見てれば、
3年で6回の動きがあって記帳が必要、経理をやっている相方さんが気づかないはずはない。
気付いたらあの几帳面な性格からして、記帳してきっちりした残高で家計簿に落とし込むはず。


よし、ここから出そう。


もう、脳内はM.I:2のテーマが流れっぱなしです。
3年見なかったものを偶然、この2週間で見られたら仕方ない、というのはありますが、
とりあえず無事に、「相方さんに知られていない現金」をゲット。


これで買い物に向かいます。


もうちょっと続くんじゃ。